アメリカでは5月、約4000人がAIを理由に仕事を失った。シカゴ在住のファインさんはコピーライターとして働いてきた。しかしChatGPT登場後、コスト削減を理由に約10社の企業契約すべてを失った。ファインさんが次の仕事に選んだのは空調の整備士。9月から講座に通う予定。仕事がAIに置き換わりトラブルが発生した業種もある。ハーパーさんは摂食障害の相談を受けるカウンセラーとしてNPO法人で勤務していた。しかし団体がすべてのカウンセリングを生成AIのチャットボットに置き換え突然解雇された。その後、生成AIが利用者に危険なアドバイスをしていることが明らかになり団体はAIカウンセリングを中断した。専門家は生成AIのようなテクノロジーには人間の監視・介入が欠かせないと話す。