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ミス・インターナショナルに出場したアヤック・アビエルさんは南スーダンの出身で、この最中に南スーダンでは大規模な戦闘が勃発していた。同国は2011年に誕生し、今回の戦闘は部族間の対立が問題だった。その紛争勃発前、アビエルさんは国のためにミス・インターナショナルへの挑戦を決めた。
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南スーダン・ジュバは首都にも関わらず舗装された道路はわずかで、電気などの整備も進んでいない。南スーダンは2011年に誕生したが、国づくりは国連からの支援を受けながら進んでいるので人々の生活は変化していない。そんな人々に活力を与えるのがマライカという天使の意味を持つモデルの女性達で、
2013年11月9日、南スーダンではモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」が行われた。人々が熱狂するなか、予選を勝ち抜いた17人が数週間後の本選に挑戦することになった。
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南スーダンではモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」の本選が残り3週間に迫っていた。大会実行委員長のエバンス・マエンデは南スーダンの女性は欧米でも通用するプロポーションを持っていて、可能性を持ちながらその機会に恵まれてこなかったとコメント。
南スーダンではモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」の本選が迫っていて、18歳と最年少出場者のシーダ・ジョセフィンさんは練習に靴を忘れるなどお転婆な性格をしていた。そんなジョセフィンさんは南スーダンで深刻化しているマラリアを発症した。
南スーダンではモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」の本選が迫るなか、最年少出場者のシーダ・ジョセフィンさんはマラリアを発症するも快方に向かっていた。ジョセフィンさんは内戦中に十分な教育を受けられず、18歳ながら中学3年の勉強を教わっている。同国ではかつて男女格差があったが、独立後に男女平等が憲法で定められたことで、ジョセフィンさんの家族は十分な教育を受けられるようになったという。
ジョセフィンさん一家は内戦中に父親、子どもを失い、たどり着いた難民キャンプでシーダさんを授かった。一家は国連からもらえる食料で食い繋ぎ、現在は母親が家族の生活や勉強を支えている。ジョセフィンさんが暮らすジュベローナ地区の教会ではシーダさんが指導した子ども達がダンスを披露し、内戦で傷ついた人々に笑顔をもたらしている。シーダさんは子ども達のためによい仕事に就き、孤児のために学校や施設を建設したいと語った。
南スーダンではモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」の本選が残り10日と迫っていて、実行委員長のエバンス・マエンデさんはモデルらに優勝したら何をしたいかを本選で発表してほしいと要求した。過去に優勝経験のあるアトン・デマックは内戦の被害地域に勉強道具を届ける企画を発表し、現在は政府が後押ししている。最年少出場者のシーダは考えを言葉にできないなか、3日後にアイデアを提出することになった。
南スーダンでモデルをしている女性らに同年代の日本女性をどう思うか質問。女性達は女性誌で紹介されていた日本のファッションに注目し、日本の女性らと友達になってみたいとコメント。
南スーダンで開催されるモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」の本選では、出場者が優勝したら何をしたいかのアイデアを発表することが事前に求められていた。そのレポートの提出日、最年少出場者のシーダさんはまだ何をすべきか決めかねていた。出場者はNGOが運営する孤児院を訪ね、戦争や病気で親を失った子どもらと交流。さらに子どもらの身の上話を聞き、シーダさんは子どもらが学校を中退する問題に取り組む計画を立てた。
2013年11月30日、南スーダンではモデルたちの美しさを決めるコンテスト「ミス・マライカ」が開幕。審査のポイントはモデルとしての立ち振る舞いと国づくりのアイデアを発表することで、出場者が続々と登壇するなかで最年少出場者のシーダさんは過呼吸で倒れてしまった。それでも立ち上がったシーダさんは
過呼吸で倒れたシーダさんだが立ち上がり、コンテストに出場することを決意。他のモデルたちは民族衣装を着込み、南スーダンに関わる国づくりのアイデアを発表。審査員からアイデアにどう取り組むのかといった質問に受け答え、観客からの支持を得ていた。そしてシーダさんは学校中退の問題に対する解決策を発表し、将来的には教育大臣となって子ども達を救いたいとコメント。大会の優勝者はシーダさんより4歳年上のニャチュアさんで、シーダさんは4位だったがプレゼンは高い評価を受けた。
南スーダンでは2015年に初めて国勢選挙が行われる予定だが、2013年12月15日に部族間の戦闘が勃発。死者は1000人ののぼっている。国内のモデルコンテストに最年少で出場したシーダさんとは連絡が途絶えたが、クリスマスイブに無事が確認された。
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2023年12月24日(1:00)