2024年10月5日放送 17:00 - 18:20 TBS

報道特集
石破新政権の発足直後に総選挙へ△強度行動障害の息子 施設入所への障壁

出演者
村瀬健介 日下部正樹 山本恵里伽 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

特集は

今回は「”裏金隠し”批判の中 解散総選挙へ」「強度行動障害 家族の苦悩」。

(ニュース)
9月豪雨「激甚災害」指定の意向表明

石破総理大臣は今日、就任後初めて地震や豪雨の被害を受けた石川県能登地方を視察し、9月の豪雨被害について激甚災害への指定を速やかに行う意向を表明した。石破総理は豪雨で住宅が流された現場や避難所となっている小学校、仮設住宅のほか、元日の地震で起きた火災の現場などを視察した。被災者から復旧復興のための予算措置を求める声が上がる中、石破総理は9月の豪雨被害に対し復旧事業に対する国の補助率を引き上げる激甚災害への指定を速やかに行う意向を表明した。石破総理は「激甚災害の指定は速やかに行っていく」と述べた。災害対応のため、内閣府防災担当の人員や予算を飛躍的に向上させ、防災庁の設置に向けた準備を進める考えを示した。立憲民主党・野田代表も輪島市などを訪れ被災地などを視察。政府に対し補正予算案を編成するよう求めた。石破総理大臣は今月27日に衆議院を解散する方針だが、野田代表は補正予算案を編成するよう訴えていて国会での代表質問で石破総理に追求する方針。

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佐賀訪問 国スポ総合開会式に出席

天皇皇后両陛下は国民スポーツ大会の総合開会式などに出席するため佐賀県を訪問された。正午前、両陛下は佐賀空港に到着し、出迎えた佐賀県・山口祥義知事らと挨拶を交わされた。空港の外では地元の人や幼稚園児ら多くの人が拍手をして出迎え、両陛下は笑顔で手を振り応えられた。その後、佐賀市内の競技場に移動した両陛下は国民スポーツ大会の総合開会式に出席し天皇陛下がおことばを述べられた。各都道府県の選手団が思い思いのアピールをして入場する中、両陛下は笑顔で拍手を送られていた。

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旅の新形態「アドベンチャートラベル」とは…

訪日外国人観光客が過去最多を更新する中、海外で人気のアドベンチャートラベルという旅のスタイルが日本の新たな観光資源として注目されている。世界中から1600を超える出展者が集まった世界最大級の旅行イベント「ツーリズムEXPOジャパン2024」。北海道阿寒湖をアピールしているブースを紹介。阿寒アドベンチャーツーリズム・古川幸男常務取締役は「まさにアドベンチャートラベル」と語った。アドベンチャートラベルとはアクティビティー・自然・異文化のうち2つ以上の体験をする旅のこと。世界の市場規模は実に70兆円だが、日本ではまだ未開拓の分野。去年、北海道では国際サミット「アドベンチャートラベル・ワールド サミット」が開催され、参加者は北海道の大自然や文化に触れた。アドベンチャートラベルはいま日本各地に広がっている。東京都の最西端・檜原村は面積の93%が山林。アドベンチャートラベルのモニターツアーを紹介した。参加者は伝統的な神楽を鑑賞し檜原村の歴史を学んだ。アドベンチャートラベル、実は社会問題となっているオーバーツーリズムの解決策としても期待されている。観光を超え体験する旅・アドベンチャートラベル。新たな日本の魅力の発信が期待される。

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(スポーツニュース)
大谷翔平 初出場に「楽しみ」

ドジャース・大谷翔平選手が明日から始まる地区シリーズに向け自身の心境を語った。大谷がずっと目指してきたメジャーリーグのプレーオフ。いよいよ明日から始まる大舞台を前に大谷はは「楽しみ」と述べた。第1戦、ドジャースの先発は山本由伸。メジャー1年目でいきなり大役を任された。山本は「より高いレベルで対戦できるのはうれしく思う」とコメントした。対するパドレスはダルビッシュが第2戦に先発。

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(ニュース)
「法の日フェスタ」模擬裁判など体験

今日、法務省では模擬裁判などの体験が行われ架空の強盗傷害事件を題材に約50人が裁判員として参加しどのような判決がふさわしいか考えた。このほか、少年院での授業の体験や警察官による取り調べの再現なども行われ、訪れた親子連れなどが法律の大切さについて楽しみながら学んでいた。

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法務省
(天気予報)
天気予報

全国の気象情報を伝えた。

(特集)
自身に疑惑浮上 裏金問題の解明は?

石破内閣が誕生したが石破総理自身にも政治資金を巡る疑惑が浮上した。総裁選出馬時には衆議院の解散時期について予算委員会を一通りやった後ということだったが就任後は早期にと言ったことから発言修正に批判が集中した。裏金問題は一定の条件を満たせば原則公認する方向で調整し、比例代表との重複立候補を認めることも検討しているという。裏金問題があった議員は82名にのぼり、その半数以上が今回の選挙で戦う。

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”裏金議員”の選挙区では

裏金議員の選挙区の静岡県磐田市。自民党を離党し無所属で出馬を表明した元防衛副大臣の宮澤博行氏。地元の静岡であいさつ回りを始めていた。宮澤氏は旧安倍派から約140万円の還流を認め、かん口令が敷かれていたことも暴露した。宮澤氏は裏金問題で防衛副大臣を更迭されたあと、心機一転出直したいと訴えていたが妻子がいながら別の女性と同居が発覚し自民党を離党して議員辞職となった。石破総理が表明した早期の解散総選挙は裏金隠しだと批判が強く、自民党には政治改革能力はないであろうとのこと。一方、宮澤氏が離党したことで自民党からは新人の山本裕三氏が出馬を決めた。この選挙区で前回勝利した立憲民主党の小山展弘氏は裏金問題などはしっかりけじめをつけて、変える必要があれば変えていくのが大事だと話した。日本維新の会の新人の釜下由佳子氏は裏金問題が発覚したときにパーティー券の購入など廃止すべきだと話した。

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旧統一教会との関係は

次の選挙は安倍元総理が銃撃されてから初めての全国的な衆議院選挙となる。自民党議員の多くが長年、旧統一教会の選挙支援を受けてきたことが公になり、岸田内閣は教団との関係断絶を宣言した。3年前の衆院選でこの幹部たちが地区の信者をあげて応援したのが前文科大臣の盛山正仁氏であった。盛山正仁氏は選挙支援を受けているが次々と判明したが、旧統一教会側は被害者ぶっていると話したことで現役幹部は裏切り行為ではないかということだった。石破内閣は11人が教団と関係が判明している。教団が出版する雑誌のインタビューや講演会の出席に応じていたが、今後は政教分離と信教の自由を踏まえた政治活動に努めると表明している。信仰生活サポートカードと題された文書には、愛国という項目があり政治の内容になるという。世界平和統一家庭連合は選挙支援のポイント加算について「事実はございません」「特定の政党や候補者と組織的に関係を持つことはございません」と回答した。

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総理自身に”政治とカネ”疑惑

裏金問題の再調査をするのか問われた石破総理は、新しい事実が判明すれば必要だと認識していると答えた。ただこの2日後には石破氏に”政治資金疑惑”が浮上した。刑事告発したのは神戸学院大学の上脇博之教授であった。水月会のセミナーでは3年間で80万円収入が少なく記載されており、これが裏金になっていたのではないかという。石破総理の事務所は取材に対し、「ご指摘を受けたので、直ちに水月会で経理を担当していた者に指示を出し、事実関係を確認させているところです」と回答した。

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”裏金” 旧統一教会 石破内閣で解決は

ここのところの政治家の変説ぶりが目についてしまうが、そういう政治家を選んできたのは私たち自身であることは選挙間近でも改めて考える必要がある。裏金問題も旧統一教会の問題も何も変わっていないと思えてならないが、正面から向き合わないと信頼回復が難しくなるのではないかという。問題は単純でルールや法律を作るのは政治家の仕事だから自らルールを破るのは政治家の資格があるのかということ。

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強度行動障害 支える家族の苦悩

ストレスや不安から突然パニックを起こすことがある強度行動障害を支える家族の苦悩について。重度の知的障害がある息子のいる家庭ではコミュニケーションを取ることは難しいが、家事の手伝いをするなど自宅ではおだやかな生活を送っている。しかしそれが一変するときがあり、急にパニックを起こすことがありそれは強度行動障害のためである。強度行動障害は自分や他人を傷つける、物を壊すなどの行動が高い頻度で起こる状態を指す。生まれつきの障害ではなく、周りの環境などへのストレスや不安によって生じる。パニックが起こるきっかけは時間への強いこだわりが関係していたりするという。将来には高齢になった親が障害のある子を介護する「老障介護」の不安も出てくる。

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待機者130人 入所施設「限界」

大阪・岸和田市にある障害者の入所施設「やまだいホーム」。入所者のほとんどが最重度の知的障害と強度行動障害だという。中には車のドライブにこだわりが強すぎたAさんは断るごとに手をあげてきたという。この施設の入所待機者は130人で新たに受け入れてもらうのは難しいという。老障介護状態であったTさんは知的障害と強度行動障害だったが、母親は肺がんの疑いがあり娘の今後を託したいと筆談で伝えた。そして搬送の5日後に母親は亡くなったという。強度行動障害のパニックに対応するためには専門的な研修を受け、障害についての知識を持った職員が数多く必要だが多くの施設では職員が不足しているという。山直ホームの施設長は一施設だけの頑張りでは限界があるので国が試作として充実させることが根本原因の解決につながると話した。

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せんなん生活支援相談室山直ホーム岸和田市(大阪)強度行動障害
強度行動障害 国の支援方針は

一方、国は障害者が本人の望む暮らしができるようにと地域での受け入れを進めてきた。これに伴って入所施設利用者は5年前より5000人以上減少したという。グループホームでの受け入れも広がっていないのが現状である。グループホームは一般住宅に近い生活様式で共同生活の側面があり、強度行動障害や支援ニーズが高い人たちを支える難しさがあるという。厚生労働省は取材に対し現状に課題があることを認めながらも、受け入れ可能なグループホームの整備が重要とし職員の人材育成と受け入れた施設への報酬を加算する仕組みの整備を進めると回答した。

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強度行動障害 困難な施設探し

突然パニックを起こす強度行動障害がある涼太さん。母親の和美さんは将来家を出て暮らす施設を探しており、グループホームの見学に向かおうとしていた。向かったのは岐阜市でグループホームは住宅街の中にひっそりとあった。このホームには強度行動障害のある人も暮らしているという。一見普通の民家だがテレビの前にはアクリル板が設置され、リビングとキッチンとの間にはフェンスがあり突然のパニックに備えた対策が施されている。話を出したところパニックを起こさない方法があれば受け入れ可能とのこと。このグループホームは諦めて、また新しい受け入れ先を探すことにした。

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強度行動障害 必要な支援とは

高齢の親が障害のある子供を介護する「老障介護」という言葉があるが深刻な問題であり、強度行動障害は支援が必要となる。普段の生活では穏やかに暮らしているが、急にパニックを起こし両親も大変だが本人も強い不安や緊張に襲われている。障害者が暮らす場所は施設や病院から地域に移すという地域移行という考え方で国連も進めている。強度行動障害に関しては地域への移行も簡単には進められないため、支援できる整備で支援できる人材の育成をバックアップしていく必要があると考えられる。

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(ニュース)
藤井聡太七冠「竜王戦」七番勝負始まる

藤井聡太七冠が将棋界最高峰のタイトル戦「竜王戦」の七番勝負が開幕した。藤井聡太七冠に挑戦するのは今回が初めてのタイトル戦となる佐々木勇気八段。竜王戦は先に4勝した方がタイトル獲得となり、面白い将棋が指せるよう全力を尽くしたいと話している。2日目の午後には勝敗が決まる見通しとなる。

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セルリアンタワー能楽堂佐々木勇気渋谷区(東京)第37期竜王戦藤井聡太
(スポーツニュース)
東京世界陸上にあの人が帰ってくる

来年9月に行われる東京2025世界陸上を盛り上げるため、あの人がスペシャルアンバサダーとして戻ってくる。世界陸上の舞台、国立競技場で行われた東京2025世界陸上ドリームリレーで、アスリートアンバサダーとして女子やり投・北口榛花、男子短距離・サニブラウンアブデルハキーム、女子中長距離・田中希実、男子走幅跳・橋岡優輝の4人が発表された。北口は「満員の国立競技場で競技したい」と語った。1997年から13大会連続で世界陸上のTBSメインキャスターを務めてきた織田裕二は、今回は大会スペシャルアンバサダーとして盛り上げる。織田は「ぜひ楽しい世界陸上にしたいので、応援しましょう」と語った。アスリートアンバサダー4人が出場したドリームリレーでは、スターターを務め、会場を盛り上げた織田。来年の9月、再び東京を熱くする。

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サニブラウン・アブデル・ハキーム世界陸上競技選手権大会(2025年)北口榛花国立競技場東京2025世界陸上ドリームリレー東京都橋岡優輝田中希実織田裕二
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