石破総理大臣は今日、就任後初めて地震や豪雨の被害を受けた石川県能登地方を視察し、9月の豪雨被害について激甚災害への指定を速やかに行う意向を表明した。石破総理は豪雨で住宅が流された現場や避難所となっている小学校、仮設住宅のほか、元日の地震で起きた火災の現場などを視察した。被災者から復旧復興のための予算措置を求める声が上がる中、石破総理は9月の豪雨被害に対し復旧事業に対する国の補助率を引き上げる激甚災害への指定を速やかに行う意向を表明した。石破総理は「激甚災害の指定は速やかに行っていく」と述べた。災害対応のため、内閣府防災担当の人員や予算を飛躍的に向上させ、防災庁の設置に向けた準備を進める考えを示した。立憲民主党・野田代表も輪島市などを訪れ被災地などを視察。政府に対し補正予算案を編成するよう求めた。石破総理大臣は今月27日に衆議院を解散する方針だが、野田代表は補正予算案を編成するよう訴えていて国会での代表質問で石破総理に追求する方針。