2026年8月8日放送 17:30 - 18:50 TBS

報道特集
“数に現れない避難者”も 熊本地震▽大阪・西成と中国 変貌する街

出演者
伊藤隆佑 村瀬健介 日下部正樹 山本恵里伽 北村麗 
(ニュース)
速報 新潟・長岡など 1時間に約100ミリの雨

新潟県長岡市などでは1時間に約100ミリの雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表された。新潟県は午後から大気の状態が不安定となり、中越地方を中心に猛烈な雨となった。新潟県内には長岡市、小千谷市、魚沼市にレベル4大雨危険警報が発表されていて、各地で冠水などの被害が出ている。今夜はじめごろにかけて低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要。

台風13号 沖縄で倒木や停電相次ぐ

大型で非常に強い台風13号の中心がかなり近づいた沖縄本島北部の海岸沿いの県道。暴風や高波の影響で隣接する海岸から大量の砂が運ばれ、周辺の街路樹や県道に積もった。台風はゆっくりとした動きで沖縄本島地方はきのうから丸一日暴風域に入った状態となった。消防などの調べでは風にあおられ転倒するなどして9人がけがをしている。本島北部を中心に倒木の被害も各地で相次ぎ、一時最大で約1万8000戸が停電した。

中継 暴風警報が解除された那覇市では

那覇市から中継。30時間近く続いた暴風警報が強風注意報に切り替わった那覇市。おとといから欠航が続く那覇空港には予約変更に訪れた客がいたが空の便の再開はあすになるとみられている。沖縄都市モノレールはきょう午後6時からの運行再開を発表した。国際通りでは店舗が開店し始めている。県内では慶良間・粟国諸島や久米島などの暴風警報は解除されておらず、引き続き大雨や強風、落雷などに注意を呼びかけている。

“大型台風”相次いで日本に接近か

気象情報を伝えた。台風13号の影響で沖縄や奄美では記録的な大雨となっているところがある。予想最大瞬間風速は沖縄で35メートル。台風15号が来週火曜日から水曜日にかけて北日本に最も接近するおそれがある。

お盆休み 帰省・出国ラッシュピーク

きょうから最長9連休となるお盆休み。帰省ラッシュがピークを迎えている。東京駅を出発する東海道、山陽新幹線「のぞみ」は午前中ほぼ満席に。仙台駅の改札では帰省する家族を出迎える人たちの姿が見られた。羽田空港も国際線は出国のピークとなり、多くの家族連れでにぎわった。ことしの夏はハワイやグアムなどリゾート地が人気で、全日空によるとハワイ方面の便の予約がお盆期間中過去最多を記録した。高速道路も下りのピークを迎え、午前中に関越道東松山I-嵐山小川IC間で29キロ渋滞するなど各地で混雑が発生した。

(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

熊本・氷川町から中継。山本恵里伽がオープニングの挨拶。熊本には村瀬キャスターがいる。「特集(1)車中泊で死亡も遺族が語った経緯」などのラインナップを伝えた。

(ニュース)
ボランティアなど被災者支援の動き

熊本県で最大震度7の地震を観測してから2度目の週末。最大震度7を観測した氷川町では京都など全国から約50人が集まり、きょうからボランティア活動が本格化している。

被災者の健康を守る支援も進んでいる。震度6強を観測した八代市では今月5日から1人暮らしの高齢者の家を全国から派遣された保健師が巡回。きょう住宅地をまわっていたのは滋賀県から派遣された保健師。78歳女性の自宅では血圧を測って異常がないかチェックし、薬や食料が不足していないか、生活で困ったことがないか確認した。八代市では1人暮らしをする75歳以上の全世帯を対象に訪問活動を行う予定で、健康面に問題がある場合はかかりつけの医師や災害派遣医療チーム「DMAT」に支援を要請する。地震発生から12日目。熊本県によると県内の死者は39人となり、災害との関連を調べている。

韓国のサッカー協会が謝罪文を公表

大韓サッカー協会をめぐっては、不透明な代表監督選任疑惑などで先月30日、国会で聴聞会が開かれたほか、おとといには業務妨害などの疑いで家宅捜索を受けている。更に10年以上前のワールドカップ予選などで外国人審判らに対し性的接待を行っていたことが明らかになった。協会はきょう「本来の機能を失い、まさに惨めな状況。大きな失望を与えた」とする謝罪文を公表した。性的接待については「現在はこうした不適切な行為やカードの不正使用は発生していない」と説明。「代表選手たちの成果や努力が誤解されたり意味が薄れたりしないことを願う」として今後徹底的に組織を刷新していくことを誓った。韓国では相次ぐ不祥事を受けサッカーファンや国民から怒りと失望の声があがっている。

“暑さ対策”青森山田1点差の攻防

夏の甲子園4日目。2年ぶりに出場した青森山田。青森との気温差に順応するため出場校の中で最も早く甲子園に向け出発。移動疲れを軽減するため約1200kmを3日かけてバスで移動した。ユニホームもボタンをなくし通気性のある襟なしのタイプで試合に挑んだ。試合は3回まで毎回得点で6点のリードを奪う。しかし石川・遊学館の反撃にあい、8回までで1点差に。9回、高く上がった打球をきょう誕生日の向井那々瀬がナイスキャッチ。青森山田が1点を守りきり勝利、2回戦進出。青森山田6-5遊学館。

男性3人おぼれ 1人死亡

警察と消防によるときょう午前10時ごろ、千葉県南房総市白浜町の根本海水浴場で男性3人が岸から20mほどの場所で高波にのまれ溺れた。3人はライフセーバーに救助されたが1人が搬送先の病院で死亡した。当時波浪注意報が出ていて、高波への注意が呼びかけられていた。

車4台が衝突する事故 1人病院に搬送

警視庁によるときょう午後3時前、東京・品川区の首都高湾岸線・東京港トンネルで乗用車が前を走る車に追突したことをきっかけに計4台が衝突する玉突き事故があった。1人が病院に搬送されたが命に別状はない。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(特集)
「牛のため」避難できない酪農家

熊本・氷川町から中継。倒壊した醤油会社の建物。6代目の社長は倒壊を免れた店の事務所で寝泊まりしながら商品の配達などをして再建に取り組んでいる。発表される避難者数には反映されないものの事実上の避難生活を続けている人が多くいる。

震度7を記録した氷川町。倒壊家屋が手つかずのまま。

死者39人、避難者は約6600人。家を離れることができず、避難所へ行けなかった人もいる。震度7を観測した熊本県宇城市で暮らす渡辺きみえ。自宅では洗濯機が倒れ、物が散乱。電気、水が止まった。夫や息子と酪農を営んでいる。牛の世話は1日たりとも欠かせない。

避難所に行かず車中泊で亡くなった女性もいる。遺族が胸の内を語った。

「ガソリン届けようと」車中泊死の遺族

きのうある女性の葬儀が営まれた。地震2日後に車中泊をしていて熱中症の疑いで亡くなった。この地震で初めての関連死とみられる。女性は震度7を観測した熊本県氷川町に住んでいた。76歳だった。先月30日午後9時半ごろ、自宅の敷地で車中泊していたところ運転席で心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。車内はクーラーが効いておらず、ガソリンが切れた状態だった。息子が取材に応じ、「車中泊をする被災者のもとへガソリンが届く仕組みを作ってほしい」と訴えた。

把握困難な車中泊“避難者”

熊本県内の避難者は約6600人。車中泊をする人は含まれていない。今週水曜日、支援団体が車中泊をする人への見回りを行っていた。宇城市にあるディスカウントストアの駐車場。車中泊する人は広い駐車場などではなく自宅の敷地内や目の前に車を止める軒先避難も多い。こうした人たちへの支援はより難しいという。午後10時、手元の温度計は33°C。79歳の男性は自宅前に止めた車内で妻と避難生活をしていた。男性の記憶に強く残るのが10年前の熊本地震。震度7の前震の約28時間後に再び震度7の本震が襲った。男性がいま最も必要としているものはブルーシート。翌日男性の自宅にブルーシートが届けられた。この支援団体などが10年前の熊本地震の際、車中泊をする人にアンケート調査を行った。車中避難を始めた理由として75%以上の人が「余震への不安」と回答した(北九州市立大学・稲月正教授アンケート調査より)。

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