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綾辻行人は「うまくいったんじゃない?」と試写を見た感想を語った。長濱ねるは「原作の中に自分も入っているような感覚で人生の糧になると思った」と話した。綾辻は実写化のオファーがあったのは2017年頃で、20年来の付き合いがある監督からのオファーだったが十角館の実写化は無理だと思っていたと話した。綾辻が指定したのは1986年にしてということだけで、その他は内片監督が原作通りに作ったという。
重要な登場人物には豪華な顔ぶれが揃った。劇中でコンビを組んで調査をする2人は奥智哉と青木崇高が演じる。綾辻行人は「ドラマ用に膨らませた部分で面白くなっている」とコメントした。
物語の鍵を握るミス研メンバーを演じた長濱ねる。どう映像化されるのかとドキドキしながらやっていたという。監督からは「初対面同士の出演者だが仲良くやってほしい」と言われていたという。
撮影の裏では物語の核となる十角館が建てられていた。長濱ねるは「セットに入った時は感動した」と話した。様々な十角形の小道具が用意されたことに綾辻は「嬉しかった」と話した。ミステリ研究会の部室も当時の様子が反映されていたという。
長濱ねるは小説を書くこだわりについて綾辻行人に質問。綾辻は小学生の頃にミステリー作家になりたいと思っていたという。登場人物や仕掛けを決めてから書くのが理想で、仕掛けをして最後に驚かせるのがポイントだと話した。エッセイを出版した長濱は「普段は自分を隠しているので正直であることが息苦しく感じた。今はフィクションを書いている」と話した。
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- 十角館の殺人
綾辻は注目シーンはそれぞれの死のシーンだと話した。
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エンディング映像。
綾辻は「実写化できるんだなと思って、拍手したい気持ちになりました」と話した。