- 出演者
- 矢作兼(おぎやはぎ) 狩野恵里 ビビる大木
矢作兼とビビる大木がVTRの見所を伝えた。
新宿三丁目駅周辺で家について行っていい人を探す。声をかけたのは末廣亭を見てきたという女性でミキのファンで昴生の方が好きであると話していると本人が登場しスタッフが試しに家について行ってイイかと聞いたが「えぇわけないやろ!」とツッコみ、ファンだという女性について行かれたらダメですよと話した。女性たちに喋れたことに大興奮な様子でスタッフが家について行ってイイかと聞いたがきっと昴生のせいで断られてしまった。続いて声をかけたのは飲み屋をやっている男性でタクシーは嫌いと言うことで買い物代金を支払う代わりに家について行っていいかと聞き許可を得た。男性は水島文夫さん。お店は[雑魚寝」という名でコロナ前は午前3時までやっていたが今は12時に閉めているという。
水島さんの自宅へ訪問。自宅はSECOM付きで地区2年1DKの家賃5万円の部屋。この近辺で同じ広さだと15万円だが区営住宅のため家賃が安い。水島さんは帰宅後の1杯飲むのが至福のときだという。70歳の時に絵を描いていようと今も週3で通っていて当時通っていたのは自分より年上で「若いから」と何十年ぶりに言われたという。お店は28歳の時に始め佐藤B作や渡辺えりが初期の頃来ていたなど話した。冷蔵庫は納豆と豆腐は常備しているや一人暮らしは大好きで家事は慣れっこであるとはアンス。水島さんは35か国を旅行し1番良かった国を聞くと難しいが街で好きなのはヴェニスと話した。トイレには旅の思い出の写真が貼られており40周年の時に作ってお店に飾っていたという。若い頃の写真を見てスタッフは大谷翔平にそっくりと話した。幼少期母1人に子ども8人で暮らしており小5から高2まで新聞配達をしておいて賞状をもらい飾っていた。貧乏のためバットなどは買ってもらえず、姉がそば屋で働いていてその壁には映画のポスターが貼られており、無料券をもらい映画が唯一の娯楽で憧れるようになった。明治大学の夜間部に通いながら郵政省で働いていて母は明治大学に通うことを喜んでくれたが当時は学生運動の時代で年中休校状態で3年の時に大学を辞めると決め役者の道へ決め同時に郵政省も辞めた。
21歳で劇団に所属し喫茶店でアルバイトをする生活をしながらドラマの端役で出演した。店を作ったのは稽古などの度に休みますと言うのが嫌で自分でやれば良いと思い知人10人からお金を借り役者をやりながらバーを始め水商売が合ったという。水島さんは30歳で結婚し子どもも生まれたが夜1人にさせるなど家族の時間を作ることも出来ず更に互いに夢をオウため33歳で離婚。喧嘩別れではないので今でも娘とも会ったりしているという。そしてこれまでのことについて全部に思い出があり郵政省も辞めてから悔いはないと話す。コロナの時店を閉めることも考えたが店を潰したくない人もいるはずとお客に言われクラウドファンディングを行った結果約100人の常連たちに支えられ2ヵ月で146万円の資金が集まった。その中には渡辺えりさんからの応援メッセージもあった。新宿三丁目駅で水島さんの家について行ったらエリート街道を捨て夢を追い続けた男性の生きる喜びと人生への感謝を聞けた。