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午前5時30分、大間から漁へ出た細間。1時間後漁場に到着し疑似餌を使い曳釣り漁を行う。選んだ漁場は北海道と大間の真ん中あたりで、マグロについては夏は結構あがったが遅くなれば大間沖は全然ダメと話す。同じ考えを持つ人がおり多くの船が出ていた。漁が開始されてから3時間、魚群探知機などが反応がなかったが仕掛けに反応する。
細間の仕掛けに反応があったが外れてしまった。針のかかりが悪かったと話す。午後1時30分、漁を切り上げた。9月下旬、細間は愛華の引っ越しのため函館へとやってきた。愛華は実家に戻るという。その理由は4か月前、入院し3週間車椅子生活を送ったという。愛華を襲ったのは「仙腸関節炎」で悪化すると激痛で歩けなくなる場合もある。2回目の発症で症状が悪化し、職場復帰の目処が立たなくなってしまったという。歩けなくなるのではなど様々な感情があり、こんな体で働けないと思いきょうで退職をする決断をした。
娘に体をゆっくり休めてもらうためにも1本はほしいと船を出した。細間は過去一悪いと漁場の様子について話した。そんな時、仕掛けに反応があり釣り上げることに成功したがおよそ20kgの小型でリリースした。クロマグロは漁獲枠があり、大間漁協の小型魚は取材時には満枠となっていた。そして家に戻ると漁協から取る量は322キロまでと通知の手紙が来ていた。この額だと160万円程度で生活もたちいかない。細間は夜も船を出してブリを釣り上げた。300キロ釣って18万円。別の日には長い竿を使ってサザエを取る。キロ700円でこの日は30キロ取って2万円だがやらないよりはマシだという。
その頃次女の心寧は介護の勉強に励んでいた。部屋には見守っていてほしいと思いもあり母の写真を飾っていた。現在は一人暮らしで台所に立つ姿も板についてきた。1人暮らしをして仕事と家の事を両立させるのはこんな大変だったんだなと今になって感じたという。愛華も母方の祖母の店をリハビリ兼お手伝いをする。この日愛華はキッチンに立ち、父のの誕生日を祝うため母の思い出の料理を作った。そして誕生日会となり心寧はビデオ通話で参加して祝った。
この日は燃料代をかけても北海道付近まで船を進める。するとマグロが跳ねる姿を確認した。すると細間のし掛けにも反応があった。マグロの抵抗もあいながらも電気を流す。抵抗はあったが海面にあがり97kgのマグロを釣り上げることに成功した。
11月中旬、大間の海で大きい群れが少ないと熊谷義宣は嘆いていた。他の船は別の漁場へと移動していたが熊谷は間違って食えば大きいと話し大間で釣りを続けていた。そんな熊谷は潮変わりがチャンスであると話す。良いところにはいると話していると仕掛けに反応が入る。しかし、この付近では電気ショッカーが使えないため使える場所へ逃さないように移動する。そして勝負を仕掛け175kgのマグロを釣り上げることに成功した。
熊谷義宣に強いあこがれを持つ若手漁師・大西勝人は誰よりも早く船を出す。大西は16歳の時に初料で夏の一番マグロを獲得する偉業を達成し期待の新人と注目されている。漁師の家に生まれ、中卒語は迷うことなく漁師の専門学校へ進学し16歳で父の船に乗った。修行中には315kgのマグロを釣り上げるなど順風満帆な生活を送っていた。しかし、一度無理・嫌だなと大間を離れていた。その間海洋学校の友人にホタテ漁を誘われ、船には乗っていて海から離れ切ることができず、27歳の時に大間に戻った。父と漁へ向かう。ポイントは基本的には勝人が決めている。2人で臨むのは延縄漁。30分かけて仕掛け終わり待つこと2時間回収するがかかっていなかったた。
残業として縄入れを再び行う。しかしこれでもかからず、翌日も午前3時に港を出る。船の名に恥じぬように眠れぬ夜が続く。すると海面にあるはずの浮きがなくマグロがかかっているようだ。電気ショッカーを投入し釣り上げる事に成功した。その大きさは230kgの巨大マグロだった。勝人は港の近くにあり、妻と子供2人を養う大黒柱として養っている。この日はマグロが釣れたのでお祝いのすき焼きを食べた。懸命にマグロを追いかけている勝人だがまだ先輩の漁師達に認めてもらえていない気がすると話し、だから自分の存在をみんなに知って欲しいと話す。そんな勝人の目標が熊谷義宣でそういう風な人になりたいかなと話した。この日の漁ではマグロが跳ねる様子を確認しフクラギをぶつける。そしてかかり電気ショッカーを投入した。
大西勝人が一本釣りで175kgのマグロを釣り上げることに成功した。さらに続けて125kgのマグロを釣り上げた。
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初競り一番マグロの争奪戦が年末、幕を開けた。昨年は菊池正義が釣り上げたマグロで1億1424万円の値がつき、正義は2連覇を達成したいと話す。初競りに出荷できるマグロは12月30から31日の午前までのマグロと1月3日から4日の午前までのマグロ。12月30日、菊池一夫は181kg、熊谷義宣は175kgを釣り上げた。そして31日、正義は270kgのマグロを釣り上げた。その知らせはライバルたちを奮い立たせる。1月3日、大西勝人は250kgのマグロを釣り上げた。
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初競り一番マグロ争奪戦は釣る側だけではなく競り落とす側も激しい争奪戦となる。やま幸は鮨銀座おのでらと組んで4連覇しているが今年新勢力として沓間水産で2億の壁は越えると話す。結果やま幸とおのでらのタッグでトータル2億700万円で競り落とした。そのマグロを釣りあげたのは新五十六 新栄丸だった。