- 出演者
- 杉村太蔵 宮根誠司 蓬莱大介 東ふき 西尾桃
ネパール・カトマンズで政府の庁舎が激しく燃えていた。行われていたのは大規模な抗議デモ。ネパール政府は今月4日、「ニセの情報や誹謗中傷などが社会に混乱をもたらす」として一部の主要SNSへのアクセスを禁止にした。これに対し若者らが抗議デモを起こし、一部が暴徒化した。政府はこの騒動により「SNS禁止令」を撤回、首相は辞任を発表した。少なくとも51人が死亡、1300人以上がケガをした。
アメリカの住宅の庭に設置された防犯カメラの映像。庭に侵入した男は強盗などの罪で起訴されていて、移送中に護送車から脱走した。男はゴミ箱に隠れた。しかし住人が男の姿に気付き警察に通報、男は逮捕された。
アメリカ・フロリダ州の住宅にイノシシが侵入。住民男性は刺激を与えないようじっとしていた。その後保安官代理が捕獲を試みるもイノシシは森に帰っていった。住人は全員無事。
タイ・ソンクラー県に住むチョーキー(タイ語で「ラッキー」)はクレーンゲームの犬をほしがる様子。この動画がSNSで大反響となり61万件の“いいね”がついた。
猛暑、豪雨、竜巻などの異常気象について三重大学大学院・立花義裕教授に話を聞く。
ことし列島各地で牙を剥く異常気象。国内の最高気温ランキング(気象庁ホームページより)で、これまでは静岡・浜松と埼玉・熊谷が41.1℃で1位だったが、ことし群馬・伊勢崎が41.8℃を観測し1位に。さらにほかにも4つの観測地点で40℃を超え、浜松と熊谷が6位に下がるほど猛暑の年となった。また、ことしは梅雨に雨が降らず水不足が深刻化し農作物にも多大な影響があった。一方で7月以降は局地的な大雨が増加し今月11日、東京都では1日に5回も記録的短時間大雨情報が発表された。東京・大田区ではマンホールから水が吹き出し、品川区を流れる立会川では氾濫が発生した。東京・戸越銀座商店街では膝上まで濁った水で覆われた。翌日には三重県で1日2回の記録的短時間大雨情報が発表された。四日市市では雨水が地下駐車場に流れ込み、最大で高さ5.2メートルに達する浸水被害が発生し274台の車が水没した。市はきょうから3日間、車の所有者とともに車両の確認作業を行っていて、引き揚げに向けて対応を進めている。北海道では初の線状降水帯を観測し、記録的短時間大雨情報が発表された。北海道釧路市の住宅街では道路が冠水し、新ひだか町では突風で割れた窓ガラスを踏んで2歳の男の子が軽傷を負った。三重大学大学院・立花義裕教授は「ことしは“ナゼここ豪雨”現象が起こっています。おそらくこの現象は10月以降も続く可能性が高い。ことしは日本人にはあまりなじみのない『竜巻』に注意が必要。竜巻の“アメリカ化”が進んでいる」とコメントした。
三重大学大学院・立花義裕教授が解説する。「歴代最高気温ランキング」ではことし5つの地点で40℃を超えた。先月5日、群馬・伊勢崎で41.8℃を記録するなど40℃を超える地点が激増していて、2023年には2地点だったのに対し、ことしは30地点となっている。気象庁は40℃以上の日を指す新たな名称を検討している。また今月、気象庁は「統計開始以降“最も高温”」、「数十年に一度ぐらいの極端な現象」、「明らかに異常気象」として注意喚起を行っている。1933年からことしまでの最高気温更新の歴史を振り返ると、気温上昇の周期が短くなっているのがわかる。『県庁所在地暑さランキング」で「猛暑日が少なかったランキング」の1位は「那覇」。高岡達之は「海に囲まれた島は風が吹いて涼しいので那覇も頷ける」、立花教授はとコメント。「島が小さいと気温があまり上がらないけど日本列島は島のようですけど意外とデカい」とコメント。
三重大学大学院・立花義裕教授が解説する。この夏の記録的猛暑の原因は、6月の異常気象で、去年よりも日本周辺の海面水温が異常に高くなっていることが原因だという。梅雨の期間が短かったことも原因の1つとみられている。北極が温暖化しているて偏西風が蛇行しやすくなっている。杉村太蔵は「逆に北海道が雨が多くなってますよね」、高岡達之は「いろんな基準を変えなきゃだめですよね。この海域で何が獲れる、から始まって、防災の予算をどこにつけるか」とコメント。ことしの夏の雨の特徴は、7月は「少雨」、8月は“ゾンビ梅雨”、9月は「“ナゼここ豪雨”」。きのう北海道で初めて線状降水帯が発生した。
今月13日、東京湾で撮影された“竜巻のような雲”の映像を紹介。海水を巻き上げながら海の上を進んでいた。今月11日、千葉・木更津市のショッピングセンターの駐車場、高速道路で撮影された竜巻のような映像を紹介。茨城・日立市では駅前で車が吹き飛ばされる瞬間が捉えられていた。今月5日、静岡、茨城で竜巻が発生し、被害は静岡県牧之原市を中心に甚大なものとなった。気象庁はこの竜巻の強さを推定風速75m/s、国内最大級の規模「JEF3」に相当すると発表。さらにその2週間後、茨城・つくば市で突風による被害が出た。1階部分が崩れて倒壊した建物もあり、この日のつくば市の最大瞬間風速は18.7m/sを観測し、県全域に竜巻注意情報が出されていた。三重大学大学院・立花義裕教授は「近年どんどん勢力が強くなってきており、竜巻のアメリカ化が進んでいるんです。勢力が強い竜巻は同じ雲から同時に複数本、竜巻ができることがある。日本ではまれなんですが、アメリカではよくあることなんです」とコメントした。アメリカでは南部などの8つの州でことし3月、死者40人を出す大規模な被害が発生していた。2022年にアメリカ・テキサス州で発生した竜巻の映像では、2つの黒い渦が見える。
今月5日、竜巻により静岡・牧之原市で1人が死亡、83人が重軽傷を負い、1485棟の住宅に被害が出た。三重大学大学院・立花義裕教授によると「海面水温の上昇により強い竜巻が増えていて、10月以降も注意が必要」だという。今回の静岡の竜巻は「竜巻など突風の強さの基準」で「JEF3」(木造住宅が倒壊するレベル)に相当し、国内最大級の竜巻だった。竜巻発生のメカニズムを解説。立花教授は「竜巻の同時多発的な発生は日本ではマレなことだが、アメリカではよくある。竜巻がアメリカ化している」、杉村太蔵は「後ろに筑波山背負ってるじゃないですか。吹き下ろす風が強いんですけど構造的に起きやすいんですか」とコメント。
竜巻の予測はできるのか、三重大学大学院・立花義裕教授に質問したところ、「竜巻は様々な要因が重なってできるため、予測は難しい」という。実際にアメリカで竜巻に遭遇したという高岡達之は「向こうはかなり広い範囲で可能性をラジオで流すんです。スピード感がわからないから巻き込まれました。車が浮いている感じがありましたけどじっと耐えているだけ」とコメント。「竜巻とみられる突風」という言い方になる理由について立花教授は「気象庁の職員や専門家が事後の被害を検証して竜巻かを判断するため」と説明。「竜巻のサイン」、「竜巻から身を守るには」を解説。杉村太蔵は「下校時間に発生しているイメージがある。子どもたちが巻き込まれたら大変。注意しないといけない」とコメントし、高岡達之は「お家にいたら浴槽に逃げ込むというのは正しい?」と質問した。先週木曜日の茨城・つくば市の突風で、気温はわずか10分間で7.7℃下がり、20分間で9.6℃も下がった。また最大瞬間風速は10分で3倍を超える強さとなり、風向きはほぼ逆向きとなった。
三重大学大学院・立花義裕教授は「今後、春と秋がなくなり2季になる」と予想しているが、冬が今後どうなっていくのかについては「局所的に豪雪になる」と予想しているという。
“統一教会”の韓鶴子総裁は関係者を通じ金建希氏にブランド品などを贈った見返りに教団の事業が韓国政府の援助を受けられるよう働きかけなどの疑いがもたれている。特別検察官は先週韓総裁の逮捕状を請求。裁判所は本人出席のもと逮捕状を出すかどうかの審査をはじめた。関係者によるとこれまでの任意の聴取で関与を否定している。裁判所の判断は今夜遅くからあす未明に示され逮捕状が出れば即時逮捕され勾留される見通し。
今月12日に三重県四日市市では1時間に123.5ミリの猛烈な雨が降り地下駐車場が浸水し274台の車が水没。現在も車はそのままとなっている。きょう車の所有者が状態を確認するため駐車場のなかに入った。管理会社によると20台の所有者と連絡が取れず全274台の搬出のめどが立っていない。
北朝鮮の国会にあたる「最高人民会議」で金正恩総書記が演説。北朝鮮の核保有は敵国から国家を守る上で「必要不可欠な選択だった」と主張し「非核化は絶対にありえない」と強調した。一方で「非核化を求めず平和共存を望むならアメリカと向き合えないはずがない」と話しアメリカとの対話の可能性について言及した。アメリカ・トランプ大統領について「個人的にはいい思い出がある」と述べている。
日産自動車はAIで複雑な交通環境に対応する新たな運転支援システムを公開した。3代目運転支援システム「プロパイロット」は市街地の走行を想定し今回初めて「AI」を組み込んだ。様々な交通環境を学習したAIは人間のように状況を予測し判断が可能になった。2027年度中に一部の市販車に搭載される予定。
気象情報を伝えた。
きょうは22日で「ニャンニャンの日」。
気象情報を伝えた。
台風18号、19号の動きを伝えた。