- 出演者
- 安住紳一郎 中川絵美里 満倉靖恵 伊沢拓司
オープニング映像と挨拶。三谷幸喜さんは体調不良のためお休み。検査の結果、インフルエンザでもコロナでもないが、熱が38度ぐらいあるという。
衆議院の政治倫理審査会が来週開催され、西村前経産大臣ら5人が出席するとみられている。毎日新聞の世論調査で内閣支持率が14%となり、自民党の支持率が過去最低となった。
日経平均株価がバブル期を超え、34年ぶりに最高値を更新した。アメリカ半導体大手・エヌビディアの売上高と最終利益が過去最高になり、日本の半導体関連企業の株も買われた。
きょう熊本・菊陽町で台湾の半導体製造大手・TSMCの工場の開所式が行われた。ローカル線の無人駅は超満員となり、住宅などの建設ラッシュでのどかな街に活気があふれている。熊本に家を購入して台湾から移住する人もいる。大津町の地価は3割上昇し、経済効果は10兆円を超えるという試算もある。
今夜のゲストは伊沢拓司さん、慶応大学教授の満倉靖恵さん。工学博士の満倉先生が半導体について解説した。色々な機能を持った集積回路を半導体と呼び、技術は日進月歩で小型化が進んでいる。iPhone15と同等の能力を2000年当時に実現しようとすると、40インチTVぐらい大きくなってしまう。半導体製造のポイントは「水」。500以上ある製造工程の約3割が洗浄。洗浄で使用されるのは超純水。ドーム球場1杯分の水に砂糖1グラム程度しか不純物が入っていないという。
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- iPhone15
伊沢拓司さんはTSMCだけが儲かるのではなく中小企業も一緒に盛り上がってほしい。水の汚染の問題も指摘されていて心配だとコメント。
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- 台湾積体電路製造
きのう天皇陛下が64歳の誕生日を迎えられ、皇居・宮殿で一般参賀が行われた。天皇ご一家が3回にわたり宮殿のベランダに立たれ、約1万3000人が祝福した。陛下は能登半島地震の被災者にお見舞いをお伝えした。
動画生成AIが凄いスピードで進化している。デジタルハリウッド大学の新教授は戦国時代ともいうべき開発競争が背景にあると指摘。注目されているAIは3つ。「Pika」はアニメ系に強い。開発した「Pika Labs」のPikaはピカチュウに由来するという。動画生成AIのパイオニア「Gen-2」は去年11月にアップデートされ、一部を動かすことができるようになった。Open AIが開発した「Sora」は今までと次元が違うという。
神奈川・川崎市のVUILDは2017年創業の建築系スタートアップ。建築設計や木製品の開発などを手掛ける。AIを使い、言葉だけで家具をデザインしたり、パーツの図面を出力するツールを作った。抽象的な指示でデザインを作成できるという。
人材確保の現場でもAIの活用が始まっている。タレントアンドアセスメントは対話型AI面接サービス「SHaiN」を導入。24時間365日いつでもどこでも面接ができるという。取材スタッフがAI面接を体験した。回答が不十分とAiが判断すると突っ込んだ質問をする。面接が終わると10項目を点数化する。人間の面接官は基準にバラツキが出てしまうが、AIは公平に採点できるという。海外企業を含め約500社がAI面接を利用している。
AIは様々な場面で使われている。街頭で話を聞いた大学生はバイトのシフトをAIが組んでいるという。ブログ「AI-POPULA」を運営する柳澤さんはAIが生活に欠かせない。レシピサイトと違い、AIはわがままを聞いてくれるという。街頭インタビューでは会議の議事録にAIを使っていると答える人が多かった。「CLOVA Note」はAIが音声を認識・録音・文字起こしする。会議や講義など様々な状況に対応する。Ai英会話アプリ「Speak」を使って英会話を練習している人もいた。専門家はマルチモーダルAIが加味されるとAIの普及速度はさらに上がると指摘。マルチモーダルAIとはテキスト・画像・映像・音声など2つ以上の異なるAIが統合したもの。アメリカでは来月マルチモーダルAIデバイス「Ai Pin」が発売予定。2045年ごろにAIが人間を超えるシンギュラリティがあるとされていたが、今の状況だと5~10年の間に大きな変化が起こると予測されているという。
万能AIを制御する監視型AI、人間を超える超絶知能「スーパーインテリジェンス」を作ってAIに対抗しようなどの動きがあると説明した後、AIについてスタジオトーク。伊沢拓司さんはAIを制限しようとするのではなく、AIリテラシーを教育に取り入れて活用していくことが大事だとコメント。満倉教授はAIには感情がまだないので、幸せにたどり着くかは分からないとコメント。
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「HEP FIVE」にあるプリントシール機コーナーから「JANAI GAMES」に行くことができる。「友達がやってるカフェ/バー」では店員が、友達のように接してくれる。これらの店舗の仕掛け人は明円卓氏。明円卓氏は広告代理店出身で、CM代表作にau「意識高すぎ!高杉くん」などがある。お店ヒットの背景にはユニークの設定だけでなく若者の消費傾向に合わせた戦略があった。ネタバレ消費は大量のコンテンツから当たりを引きたい、時間を無駄にしたくないというタイムパフォーマンスを重視した傾向。
隠し通路にはマネしたくなる動画を撮れる仕掛けがあった。SNSには同じ構図の動画が多数。友達がやってるカフェ/バーはメニュー名がセリフ調になっているなどコンセプトがやや複雑だが店側が楽しみ方のネタバレ動画をSNSに投稿することで客自身も友達を演じる場だと分かる。店側の告知タイミングもタイパ重視。若者は情報を得た直後に行動を起こす傾向があり事前告知が早いと興味が続かないこともある。
素敵な贈り物をくれるイルカの動画が630万回超えの大バズリ。香川・さぬき市の日本ドルフィンセンターにはバンドウイルカ3頭とカマイルカ3頭が暮らしているが、海中から素敵な贈り物を拾ってくるという。巨大ナマコに、ヒトデ、タコやコブダイなど。なぜこんな事をしているのか。日本ドルフィンセンターの森山射沙さんは、外からごみが流れてきてイルカが飲み込んでしまうのを防ぐためにゴミとかなにかあったら持ってきてわたしたちに渡してねって教えたところがそもそもの発端だという。
テレビを騒がせたニュースワードをスマホなどの検索数でランキングにして紹介する。
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ニュースワードランキング19位 は、藤井聡太八冠 自ら大盤解説 師匠からのツッコミにタジタジ。石川・金沢市できょう行われた棋王戦第2局で勝利した藤井聡太八冠は、先週には大阪・高槻市で王将戦第4局の大盤解説が行われた。師匠の杉本昌隆八段は、昭和のレジェンド棋士が勢ぞろいする中登場。昭和世代の常識に気を使う姿に会場は笑いに包まれていた。