2023年7月9日放送 23:00 - 23:30 TBS

情熱大陸
#1259 積む 脳神経外科医/瀧澤克己▽世界中から依頼殺到!“神の手”を持つ医師

出演者
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(オープニング)
今回は…

脳神経外科医の瀧澤克己さん(57歳)は世界各国の求めで数えきれない脳の難手術を成功させてきた。とりわけ脳内血管のバイパス技術が高く評価されている。今回は世界を駆け回る瀧澤の情熱大陸。

キーワード
旭川市(北海道)
オープニング

オープニング映像。

(情熱大陸)
脳神経外科医 瀧澤克己

脳神経外科医・瀧澤克己さん(57歳)の拠点は旭川赤十字病院。脳神経外科のトップを担っている。体力の維持と節電を考えて院内では階段を使う。脳の手術を終えた瀧澤は患者の髪を洗い始めた。手術直後の洗髪は一般的には看護師が担当するという。瀧澤の部屋にはこれまでに訪ねた国々のマグネットが貼り付けてあった。この10年で23か国で約200件の手術を無償で引き受けてきた。6月は勤務の休みを利用してベトナム・ハノイを訪れ、4日間で7件の手術を引き受けた。医療体制が立ち遅れている国に高度な技術を伝達するのがモチベーションになっている。手術には現地の若手医師が立ち会った。手術の合間には講義も行う。

キーワード
ハノイ(ベトナム)旭川市(北海道)旭川赤十字病院

瀧澤は1965年北海道倶知安町生まれ。旭川医科大学を卒業し、旭川赤十字病院に勤めたことで、脳神経外科の第一人者・上山博康医師と出会い、その技術と患者との向き合い方に深い感銘を受けた。上山から手術はダメだと言われた瀧澤は血管縫合の猛特訓を行った。国内で実績が認められると、海外から招かれるようになった。カンボジアを訪れた際には手術を教えてほしいと頼まれた。2人の息子と1人の娘がいる。次の患者はインドの7歳の少女。もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)だった。脳に血液を供給する内頚動脈が細くなり、血流が滞って体の麻痺や言語障害を引き起こす。2か月前に患部の半分を治療していて、今回で2度目。子どもの血管は細く、難易度が高い。機能を失った血管に頭皮の血管をつないで新たな血流を作るバイパス手術を行った。

キーワード
もやもや病カンボジアグワハティ(インド)上山博康倶知安町(北海道)旭川医科大学旭川赤十字病院

脳神経外科医の瀧澤克己はインドでもやもや病の少女の手術を行った。極細の血管に使う止血クリップは専用の鉗子で操作するのが日本でのやり方。瀧澤が手術を行った病院にはその鉗子が無かったが、現地の道具でクリップを操った。5時間を要した手術は成功した。それから1か月、体の麻痺が消えて元気に学校に通う少女の動画が送られてきた。

キーワード
もやもや病グワハティ(インド)
(エンディング)
次回予告

「情熱大陸」の次回予告。

(番組宣伝)
ドーナツトーク

「ドーナツトーク」の番組宣伝。

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