- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 大渕希郷 山極壽一
カナダのトロント動物園には不思議な注意書きがある。「ゴリラに動画などを見せないでください」。理由は、あまりに多くの人がゴリラにスマホを見せるためゴリラがスマホに釘付けになってしまったから。その結果、1頭のゴリラがゴリラ本来の行動を取らなくなるという深刻な状態に陥っている。このゴリラに対してスマホ禁止という動きは各地の動物園に広がっている。一方、京都市動物園ではゴリラのためにスマホを回収している。アフリカ大陸中央部の熱帯雨林はスマホやパソコンなどの製造に欠かせないレアメタルの採掘地。森林伐採を行った結果、ゴリラが生息地を追われ殺される事態も起きている。その現実を知ってもらうために行っているプロジェクトだという。
オープニング映像。
VTRを見た木村佳乃は「ゴリラに関して知識があまりないことに気がついた」などとコメントした。
ゴリラが来日してから今年で70年を迎える。そこで、日本ゴリラ史を紹介した。ゴリラが初めて日本にやって来たのは1954年。移動動物園で全国をまわるため来日した。
神戸市立王子動物園では本物のゴリラの代わりにパネルが展示されている。理由は、もうゴリラがこの場所にはいないため。50年以上もの間ゴリラを飼育していたが、2015年に最後の1頭が死亡。その後、新しいゴリラを迎えようと奔走したが、お金をいくら積んでもゴリラが手に入らない事態となっている。
日本の動物園からゴリラが年々姿を消している。野生のゴリラは絶滅に瀕しているため取引が禁じられていて、海外の動物園から迎え入れようにも多くの日本の動物園で環境が整っていないなどゴリラの飼育は難しくなっている。
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動物園の元飼育員だった大渕希郷さんは動物園について「入口よりも出口。動物園は人気なので来てくれる。帰る時に実はゴリラってこうだったんだとかどうしたらいいんだろうとか持って帰ってもらえるような施設になっていってくれれば」などと話した。
ゴリラに人生を救われたという阿部知暁さん。阿部さんはゴリラだけを40年近く描き続けているゴリラ画家。当初は誰からも認められず、美術展や展覧会では美術評論家に「(芸術じゃなく)動物園の看板絵だ」と一刀両断されていた。そんな阿部さんを後押ししたのは、ゴリラの名物飼育員・浅井力三さんだったという。
阿部知暁さんが描いたゴリラの絵がスタジオに登場。所ジョージは「すごいね、迫力が」などとコメントした。
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