- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
(オープニング)
元気な町工場の秘密を探る
オープニング
オープニング映像。
(探検ファクトリー)
岩手 進化し続ける南部鉄器工場
進化を続ける南部鉄器の工場を探検する。岩手・奥州市の水沢地区は、900年以上前から鉄器を作る鋳物の町。約30軒の南部鉄器工場がある。今回お邪魔する工場の社長の及川さんを訪ね、工場で製造している南部鉄器の数々を見学した。こちらでは、約400種類の調理道具を製造しているという。
南部鉄器の製造過程を見学。南部鉄器は鋳型に溶かした鉄を流し込んで作る。鉄瓶の鋳型を粘土で作るが、専用の道具で鋳型にあられ文様を押していく。型は高温で焼いて固める。3つの型を組み合わせ、溶けた鉄を注ぐ。冷えて固まったら鉄瓶を取り出す。焼型は細かい模様を刻めるが、数回しか使えない。フライパンを作るための型を砂で作る方法もある。
- キーワード
- 南部鉄器
続いては最も危険で難しい工程。できた砂型に溶かした鉄を流し込む注湯という工程で、鉄は早く注がないと冷えて固まってしまうが、静かに注がないと砂型が壊れるという。
- キーワード
- 南部鉄器
鋳型の中からフライパンを取り出す工程へ。フライパンについている型を金づちを使って落とした。生産数の多い製品は機械で製造しているという。付着した砂を落とし湯道を取り除くと、グラインダーでバリを丁寧に削る。さび止めの塗装をして完成品となる。さび止めは、金気止めという表面に酸化被膜をつけてさびを防ぐ技法が用いられている。
- キーワード
- 南部鉄器
社長が様々な調理器具を作ると決めたのは、南部鉄器のイメージを変えたかったからだという。
- キーワード
- 南部鉄器
(エンディング)
今日の学び
今日の学びとして「暑い!重い!熱い想い!!」とまとめた。
次回予告
探検ファクトリーの次回予告。