- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
あいみょんのレコードも手掛ける製造工場を訪問。カッティングエンジニアの西谷俊介さんが、ラッカー盤に溝を彫って原盤を作る工程を紹介した。1ミリに約10本が並ぶ計算で、音の高さによって繊細に曲げていく。
- キーワード
- あいみょんハート瞳へ落ちるよレコード
この工場で最も製造されたレコードを当てるクイズが出題された。ヒントは食べ物、正解は「およげ!たいやきくん」。工場どころか日本で最も売れたシングルレコードで、約450万枚を記録。このレコードをカッティングしたエンジニア・手塚和巳さんは、まだ現役で働いている。レコードがヒットして工場を訪れた八代亜紀の写真などを見せてくれた。
ラッカー盤に金メッキを施して剥がすと、谷が溝になり、山が板になる。さらにメッキをして剥がすと銀色に輝くスタンパー盤となる。加工職人の飛鳥田孝幸さんが一部の作業を見せてくれた。いよいよプレス作業に入り、粟野張男さんが塩化ビニールの粒を溶かした塊をレーベルと共にスタンパー盤で圧縮する。この工場では2009年の年間製造が10万枚ほどまで落ち込んだが、近年のブームで盛り返しているという。
レコードの魅力はジャケットにもあり、印刷事業は創業時から続いている。奥川洋平さんによると室内は湿度60%に保たれており、完成したレコードはジャケットまでを含めて全国に出荷される。
萩原直輝さん、西谷俊介さん、営業部の水口卓哉さんを交えてトークを展開。西谷さんは自分の曲のレコードを作りに来たのがきっかけ、バントを組んでいた水口さんは好きなことを仕事にしようと思ったなどと話した。中川家はイチオシのレコードとして「燃えよドラゴン」、「ハクション大魔王」を紹介した。萩原さんは100年後も聴かれるような世界を作りたいとコメント。
中川家が今日の学びをブルースで披露した。
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