- 出演者
- すっちー(吉本新喜劇) 礼二(中川家) 剛(中川家)
今回は滋賀県多賀町のはしご工場を探検。生産量は国内トップクラス。工場を支えているのははしご作りのスペシャリスト。
- キーワード
- 多賀町(滋賀)
オープニング映像。
滋賀県多賀町のはしご工場を探検。はしごと脚立の違いは自立できるかどうか。脚立は高いところで作業するための道具で、はしごは高いところに登るための道具。はしごは75度で使うのが一番安全とされており、足を置く「踏ざん」が平行になる角度。また2mの脚立で足を置いてよいのは上から2段目まで。天板はすねを当て体を安定させるために使う。一般的に高さ80cm未満のものは「踏み台」と呼ばれており、天板に乗る前提で作られている。脚の長さを調整できる脚立もあり、段差などでワンタッチで使用することができる。
はしご工場を探検。材料倉庫を見学した。倉庫では長い材料を運ぶ必要があるため、リフトが横についているサイドフォークリフトが使われている。アルミニウムの重さは鉄の約3分の1。はしごは軽くて丈夫なアルミ合金を使用している。
はしご工場を探検。はしごの製造工程を見学した。はしごは支柱と踏ざんを組み合わせて作る。踏ざんはパイプを短くカット。正面の溝は滑り止めと強度アップのため。支柱と組み合わせた時に抜けにくくなるよう出っ張りをつける加工を施す。はしご作りに使う専門的な機械も工場内で作っている。支柱部分は部品を固定する穴を両端に開け、踏ざんを取り付ける穴を開ける。支柱と踏ざんははしご合体マシーンによって組み合わせられる。状態を確認した後、滑り止めを取り付け完成。1日200~300台のはしごを製造しているとのこと。人と機械で分担する仕組みを開発した。
はしご工場を探検。安全検査の様子を見学。100kg以上の力で引っ張り強度を検査する。また人が乗って使用感を確認する検査もある。剛さんがはしごの使い心地を体験したが、ある程度までのぼったところで断念した。
はしご工場を探検。この工場ではアルミ加工技術をいかし、現場に合わせた足場や特殊な作業台などもオーダーメイドで作っている。またトラスと呼ばれるアルミ製の骨組みも作っている。オーダーメイド製品は内製チームが組み立て補助の道具を製造し、道具を使用して手作業で組み立てるとのこと。
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- トラス
今日の学びは「安心安全を産むこまやかな技術」。
「探検ファクトリー」の次回予告。