2023年10月22日放送 5:55 - 6:15 日本テレビ

日テレアップDate!

出演者
田中毅 佐藤真知子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(日テレアップDate!)
報道局 南海トラフ地震訓練

今回は南海トラフ地震の訓練について。日本テレビでは地震や豪雨などの災害を想定した訓練を定期的に行っているという。今回は全国の系列局30局2000人が参加し東日本大震災後以降に入社した若手のアナウンサーだけで訓練を行ったという。矢島は今回通常の地震とは明らかに規模が違い、南海トラフ臨時情報という特別な対応を求める臨時情報が出、今回の訓練では南海トラフ臨時情報をテーマにしたという。南海トラフは静岡県の駿河湾から宮崎県の日向灘にかけて続くプレートとプレートの境界がズレ動くことで発生する地震。震源域は広く被害想定震域で地震が起きるとマグニチュード9という最大規模のものになり九州から関東まで甚大な被害が予想される。南海トラフ地震の震源地は陸地に近く、津波が催促で2~3分で到達する地域もあるという。想定震源域の半分だけで地震が起こる可能性が高く、こうしたケースは半割れと呼ばれている。直近2回の南海トラフ地震を振り返ると、江戸時代の1854年にはそ想定震源域の東側で8.6の地震が発生。これが東の半割れでこの時は32時間後に西側の半分でもマグニチュード8.7の西の半割れが起きている。1944年には東側でマグニチュード8.2が起きていてその時はその二年後に西側の領域で追いかけるようにマグニチュード8.4の地震が発生。このように過去には最初の半割れ地震のあとに数時間後から数年後とばらつきはあるものの、隣の領域で地震が連動して発生している。国は半割れのが発生した場合は割れ残った領域で連動して発生する後発地震に強い警戒を呼びかける情報が出すことにしているが、これが今回の訓練のテーマの南海トラフ地震 臨時情報。気象庁では南海トラフの想定震源域でマグニチュード8以上の半割れが起きた場合に南海トラフ地震臨時情報巨大地震警戒という情報を発表。連動して起きる恐れのあるもう片方の半割れ地震に警戒を促すのが狙いで津波到達までに避難が間に合わない地域には一週間の事前避難を呼びかけるという。

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半割れ地震が起きると地震が発生した地域に対しては津波からの避難など、命を守る行動を呼びかける。さらに巨大地震の警戒が出たとして地震や津波が発生していない地域にも事前避難や警戒を呼びかけた。その際にはどのような呼びかけが適切なのか、事前にNNN系列のアナウンサー全体で議論を重ね訓練に臨んだという。南海トラフ地震の訓練では午前、午後に分けて東割れフェーズ1,2。西割れフェーズの1、2の訓練が行われた。今回の訓練では震源域の東側で地震が発生し、三重から東海、関東にまで大きな被害が及ぶパターンと和歌山から九州にかけて被害が及ぶパターンの訓練を行った。訓練に参加したNNN各局は、東割れ、西割れそれぞれの被害に応じて放送内容や呼びかけコメントを変えて対応した。東割れと西割れはそれぞれ地震直後の放送訓練と、地震から一日後の訓練を行った。フェーズ1では大津波からの避難呼びかけを中心に訓練をし、内閣府のシミュレーションを元に東割れと西割れで異なる津波の高さや到達時間を再現し、各地への避難の呼びかけを行った。朝8時30分に訓練がスタート。三重沖を中心とする地震が発生し東京も被害が甚大で、次に東割れ2のフェーズの訓練が行われ、地震から一日後の訓練では大津波警報が津波注意報に変更したが南海トラフ臨時情報巨大地震警戒が発表されているという想定で行われた。一日経過してわかった被害情報を伝え、まだ地震が発生していない残り半分の地域に対しても南海トラフ地震臨時情報・巨大地震警戒を伝えて事前避難や、警戒を呼びかけた。訓練では東が割れたら西も割れるという南海トラフ地震の特徴と臨時情報について詳しく解説した。

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南海トラフ巨大地震

午後からは西の訓練がスタート。和歌山沖を震源とする地震で西日本が大きな被害を受ける想定で行われた。NNNは東割れとは違う被災状況に応じた訓練を展開した。被害が少ない北海道、東北、中部の系列局は被災した西日本の系列局に応援に入るという組み合わせを事前に決めた。実際に訓練当日に応援局が受援局訓練に関わり放送システムを理解するなどの訓練も行った。矢島は今回の訓練の総括に、発生した地震や津波に対応する防災報道の内容や質を上げていきたいと答え、災害の前から防災意識を高める報道にも取り組んでいきたいとした。

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南海トラフ巨大地震
24時間テレビチャリティー・リポート

8月に北海道・釧路市ボッケクリーンウォークが開催された。この活動は道内有数の観光地である阿寒湖周辺の自然や環境を保護しようと27年からスタートしたもの。遊歩道に捨てられたごみや外来植物を駆除することが目的。参加したボランティアはスタッフからのレクチャーをうけながら作業を進めた。

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釧路市(北海道)

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