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今回は島根県の奥出雲町の高尾小学校が閉校するにあたり、その児童たちが最後の思い出に落語をしたいと答えた。その取り組みを紹介。
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島根県奥出雲町の奥出雲町立三成小学校は4月この小学校で新しい生活を始めた二人がいる。岸本さんはまだクラスに馴染めずに先生の元へ。一方で6年の渡部さんは同じ幼稚園にかよっていた友達が沢山話しかけてくれる。2人が3月に通っていた高尾小学校。5.6年生で一緒の教室で学ぶ複式学級だったが先生と2人だけの授業が当たり前だった。明治10年に開校したこの学校はかつては100人以上が通っていたが、奥出雲町の仁多地区では6高校全ての小学校が閉校し統合された。岸本さんの兄が卒業すると小学生が2人になる高尾小学校は1年前倒しで閉校することに。小さな学校には長年愛された名物があり、2013年に始まったこども落語がスタート。人前で話す機会がない子どもたちは人前で表現をつけてもらうために始まった取り組みはにこにこ寄席として親しまれ地域の名物に。2022年にはことばの力を育成する活動に送られる博報賞を受賞した。
活動は県内にとどまらず東京や大阪など、主張寄席も開催してきた。閉校前の最後のにこにこ寄席がスタート。子どもたちも精一杯披露した。岸本さんは兄と祖父母と、両親で暮らしている。2人の落語は楽しみの一つだった。高雄小学校の前に住んでいる渡部真央さん。四月からバス通学になるという。三成小学校まで10分を使って学校に通っている。転校して二か月が経過。これまでとは違う大人数の教室だが、結生さんは始めは話せなかったが徐々に打ち解けてきているという。最上級生になった真央さんは、後輩たちをひっぱる。その頃職員たちは新たに儲けるクラブ活動について、話し合われていた。
教師の協議の結果、落語クラブも導入される。部活は月1で行われるという。結生さんは迷わず落語クラブを選んだ。一方真央さんは決めかねていた。教室には結生さんと落語初心者3人メンバーが。旧高尾小学校には糸賀先生たちの姿が。目的は寄席で使っていた小道具。さらに真央さんは閉校後も花を育てていた。落語クラブには姿はなかったが、新しく選んだのはゲームクラブ。また運動会の日がやってきたが、三成小は3チームに分かれてたたかう。協力したり競ったりし今までの違う運動会に真央さんたちも熱中した。
三成小学校に落語クラブができたことで、高尾の人々は嬉しいと答えた。
日本のチカラの次回予告。
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