2025年11月22日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日

日本のチカラ

出演者
 - 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今回は…

今回は大島紬を特集。

日本のチカラ
紡ぐ 大島紬の未来

鹿児島県鹿児島市にある奄美の里では世界三大織物の大島紬を生産している。見学や体験もできる工房でレストランや結婚式場などがある。上村和己さんはこの道50年の織物職人。大島紬は糸を染めてから織り上げ、緻密な柄を生み出すには正確さ問われる。2か月入院していたという上村さんは復帰したばかり。大島紬は奄美大島で創業した藤絹織物では独自ブランドの都喜ヱ門を展開。豊富な色彩と、紬職人の巧みな技が高い評価を得ている。しかし着物離れや、職人不足で大島紬の生産量は今や全盛期の100分の1。上村さんは主に図案とデザインを行う。パソコンで描くのはファッション小物のアイディア。伝統の柄を新しく大胆に、鮮やかな色合いの糸を丁寧に織り上げたネクタイ。緻密なデザインで大島紬の世界を広めている。企画担当の藤原さんとは名コンビで、アイディアの源は、ノートに記した数々のメモ。

キーワード
奄美の里 大島紬の里藤絹 奄美の里都喜ヱ門鹿児島市(鹿児島)

27歳で飛び込んだ大島紬の世界。若手は見て感じて学んでいく。時代が変化する中で何を生み出すか?この日は木工作家とのアイディア会議が行われた。アイディアを形にした。試作したのは合切袋で、紐の部分を大島紬のより糸にし、課題は長年使う上での耐久性。暮らしにより身近に伝統工芸の価値をと、2019年に始まったRe-Bornプロジェクトに向けたビジョンを描いた。さらに新たな試みには、レストランの花ん華は懐石料理や奄美料理を提供している。鶏ガラで出しを取ったスープが特徴の奄美の郷土料理の鶏飯ばほぐした鶏肉や錦糸卵などをのせてスープをかけていただくおもてなし料理。料理長の勘代さんは新たなメニューを考案している。2015年にレストランがリニューアルシた際に料理長になり、メニューの転換をはかっている。

キーワード
奄美の里 大島紬の里花ん華都喜ヱ門鹿児島市(鹿児島)

この日は、会席料理の試作をし鹿児島の緑茶を使ったヴィーガンにも対応した会席メニューに。勘代さんは四人家族で、妻もレストランスタッフとして働いている。上村さんは何でも作ってしまうスーパー職人で自宅や棚なども手作りだという。息抜きは妻の手料理と晩酌。次のアイディアを形にしようと。糸に捻りを加えて行うより糸はねじり具合で強度がどう変わるかを試している。前回の試作で気になったのは通した紐の動き。前回はそこに僅かなひっかかりがあったという。デザインから仕上げまで、手仕事がまた形に。結婚式の会場に手織り機が設置されていたが、参列者が一人ひとり繋いでいった。奄美の里の結婚式では機織りの儀があり、新郎新婦で経糸横糸を通し織っていく。

キーワード
奄美の里 大島紬の里花ん華鹿児島市(鹿児島)

この日は、海外の観光客を迎え、作る醍醐味を伝える絞り染め体験を行った。上村さんはがんを患うなどし、仕事を休みながらも作るのが楽しみだと答えた。

キーワード
奄美の里 大島紬の里
(エンディング)
次回予告

次回の「日本のチカラ」の番組宣伝。

(番組宣伝)
グッド!モーニング

「グッド!モーニング」の番組宣伝。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.