- 出演者
- 佐久間宣行 呂布カルマ 蓮見翔（ダウ90000） 筒井あやめ（乃木坂46）
MCの佐久間宣行が挨拶。撮影場所は東京都の工場だったが、今回も工場。出演者は今年の目標を聞き、呂布カルマは後厄なので何事もなく過ごすこと、筒井あやめさんは乃木坂46に6規生が入ることから力をつけてグループに貢献すること、蓮見翔はブレイクタレントランキングに入ったことから毎年入りたいとした。また身の回りで関心のあったニュースに関して、呂布カルマはテレビなどのメディアとSNSの入れ替わり、蓮見翔は近所にLiLiCoさんが住んでいるらしいということを挙げた。
オープニング映像。
2010年7月29日大阪、マンションで幼い子ども2人の遺体が発見された。部屋の中はゴミが散乱し、冷房はついておらず遺体は一部白骨化していた。遺体は3歳の姉と1歳の男の子のもの。翌日、子どもたちの母親が逮捕された。捜査では母親の異常な行動が明らかになり、2年後の裁判で母親は2人の子どもを愛しているとし子どもたちに関して「見守っていてほしい」と語った。
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大阪府で発生した幼児の置き去り死事件。事件発覚の半年前、シングルマザーだった22歳の母は大阪に移り住んだ。母親は子どもたちを連れ風俗店の面接へ赴き面接を受ける。お金が必要な理由を母親は子どもたちに学資保険をかけるためと語った。店は寮を用意、家族3人で生活することとなった。母親は面接後託児所に2人を預け仕事に向かう。退勤後迎えに行くと、長女は泣きじゃくっていたという。2人にさみしい思いをさせたないと、母親は託児所に預けるのをやめた。母親は仕事に行くとき、自宅に残していたという。親子には他に頼れる人はおらず、食事はコンビニで購入し机に置いておいた。この事件発生当初から取材していた杉山春 さんは風俗業界で働く女性と主婦の垣根が1995年前後から低くなったと語る。その理由に離婚の増加があると話す。母子世帯数はこの38年間で1.6倍になったのだとか。この母親は19歳の時に1歳年上の夫と結婚、当時の、彼女はブログで子どもとの生活を幸せだと語っていた。結婚から2年後、長男の誕生と同時に彼女の不倫と借金が発覚。彼女と夫は離婚を望まなかったが、家族会議から逃れたいと親たちが勧めた離婚という結果に。子どもたちに関して家族会議では子どもには母親が必要だとなり、子どもを引き取ることに。家族会議では家族には甘えないなどという条件を記した誓約書を書かされたという。取材をしたライターの杉山さんは母親に関して「子どもたちのニーズには応えておらず“どういうお母さんであるべきか”とう周囲の要求に過剰に適応していた」という印象を受けたという。件の家族会議では養育費などには言及せず離婚が決定。
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スタジオでは大阪府の二児の置き去り事件に関して、呂布カルマは離婚に関して父親が引き取りたいと考えてもsろえが上手くいかないケースが多いとし、佐久間宣行は話し合いに子どもに関することがなかったことを指摘。スタジオでは「母親はこうあるべきだ、こうあってほし」が先行し、家族は子どもを考えていなかったと指摘した。
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大阪に親子がやってきて1週間、母親は変わらず子どもたちを部屋に残して仕事に出ていた。ここから生活は破綻に向かう。母親は仕事後次第にホストクラブへ、帰宅は朝になることも増えた。異常な生活ではあったがそれは誰にも知られることはなかった。このあと母親は仕事後も子どもたちに食べ物を置いて家を出ることが増え、ホストクラブの男性と付き合うようになった。母親は自分の父に生活は問題ない、4月には地元・三重県に戻り昼の仕事をすると約束。しかしこの頃には恋人との生活を優先し、子どもを放置することが増えた。部屋の中では子どもが親を呼ぶ声が聞こえたという。事件発覚の4ヶ月前、近隣住人が児童相談所に通報。職員が訪問するも部屋からは誰もいる気配がなかったという。さらにこの頃SNSでキラキラした生活を投稿していた。なぜ近隣住人が通報したにも関わらず、子どもたちを救うことは出来なかったのか。取材をしたライターの杉山さんは大阪に来るまで何度も転居しており、住民票を移していなかった。結果、住民登録は故郷三重県にあり公的なサービスを受けることができなかった。
事件発覚の4カ月前、母親は逃避するように様々な男性に依存。別の男性宅に入り浸るようになったという。取材した杉山さんは誰も頼れないという状況から自分を肯定する場所に向かうしかなかったという。娘の誕生日を迎え、母親は恋人であるホストの家で誕生日を祝うなどし、SNSでは現実から逃避する投稿を繰り返した。
事件発覚の2カ月前、帰宅した母親との時間が親子の最後の時間となった。ここから約50日、母親は外泊して家には戻らなかった。ライターの杉山さんはこの母親に関して、ヤングケアラーのような子どもだったこと、性被害を受けた経験があったことなどから、外の規範に沿って生きねばならず子どもたちに気持ちが向かなかったのだとし、裁判では子どもの存在を塗りつぶすようにしていたと語っていたという。事件発覚1日前、管理人から部屋から異臭がすると通報が入り、母親は部屋に戻った。そこで子どもを見た母親だったが数分で家を出て友人に「大切な友達を亡くした、どうしたらいいかわからない」と電話したという。その後風俗店の店長が警察に連絡、その頃母親は男性とドライブに行っていたという。裁判記録には子ども2人が汚物にまみれ、食べ物を探していたことなどが記されていた。また夏にもかかわらず冷房は切られており、腐敗進み一部骨が露出するなどしていた。裁判で弁護士は2人のことを愛していたかと質問。母親は「今までもこれからも愛している、こんな母親だが見守っていてほしい」と述べた。殺意は否定したが最高裁まで争い懲役30年の刑を言い渡された。スタジオでは母親に対する怒りはあるとしつつ、子どもが救われる制度に対して言及。また母親がSNSで投稿していたことなどに反応がなかったこと、母親・周囲の家族・社会に対する問題点などを指摘。裁判での子どもを愛しているというのはSNSの投稿と同じ感覚だったのではといった意見が聞かれた。
パーパーのほしのディスコさん。自虐的な芸風を持つ彼だが先天性の病気もあり、自殺願望もあった。しかしそれを乗り越えたのは母との絆だったという。群馬県の沼田市出身だというほしのディスコさん、かなりの田舎だったと語り、東京に馴染めないと感じることもあるとか。そんな彼は人生の転機を生まれてきた時だと語る。口唇口蓋裂という病気で、生まれた時から上唇が裂け、口の中も避けた状態で、現在も口の中が裂けている状態だと語る。口唇口蓋裂は見た目や言語などに影響があり、継続的な治療が求められる。ほしのさんの両親は2歳の頃に離婚。そこから母親と二人三脚で過ごした。通院などもしたが、さ行が上手く言えないなどがあり、リハビリを行っていたがビデオで自分の言語が良くなっていなかったことにショックを受けたと語る。また容姿に関しても葛藤があったという。この葛藤は死ぬまで続くのかと感じたほしのさんは小学3年生の時に死んだ方が良いのではと感じたと語る。そんな中、お母さんは「あなたは普通だ」と様々な場所に連れ出してくれたという。またリハビリに関しても母の協力があった。シングルマザーであったにも関わらず、そういった状況だった母をほしのさんは慮った。そんな中、中学の中に母が再婚することになった。
呂布カルマは2024年、何を言っても記事にされ炎上するという思いを味わったという。それはXのようなSNSにとどまらずフリースタイルラップでの言葉も記事になり、いわゆるバトルという形にも関わらず活字になることで仕事がなくなったという。ここに関してフリースタイルラップでも法令遵守が必要になるのかと呂布カルマは語った。また佐久間宣行はかつて自分が携わった番組が話題になるが、15年前の下ネタに関しては勘弁してほしいと語った。
パーパーのほしのディスコさん。先天的に口唇口蓋裂という病気を持って生まれたという。二人三脚で病気と向き合った母が再婚するということになった。その時に母がいなくなってしまう、とられてしまうと感じたという。ただ義理の父にあたる方も良い方で、母は気遣ってお父さんと呼ばなくて良いと言ったという。この時ご両親はほしのさんの母の籍にお父さんが入ることになり名字も変えないなどの気遣いがあったのだとか。また再婚後お母さんは生活が充実していると感じるようになったという。またお笑い芸人を志した理由は自分と同じような病気の方が何かを感じると思ったからだという。また母親にも恩返しができればと話してくれた。
ダウ90000の蓮見翔さんは大阪で演劇公演を行った際に客席に大学時代の後輩を見つけ、もしよければ食事でもと電話したが、後輩は家にいると語ったという。もともと見に来る予定はあったが、見に来るのはその翌週。しかし蓮見さんが目撃した場所と同じ場所に座ったという。
呂布カルマさんはテレビに出始めた頃に、渋谷の街中で自分が着ていたシャツを指して「そのシャツ中学時代に着ていた」と年上の女性に言われたという。
佐久間宣行は大学の後輩が亡くなり、お別れ会を行うことになった。その時に「佐久間さんテレビ業界の人なんだから服装はちゃんとして」と言われたが、そう言った人がアロハシャツを着てきたという。
筒井あやめさんは驚いたニュースとして同じグループにいた先輩の結婚を挙げた。