- 出演者
- 繁田美貴 曽根純恵
オープニング映像と挨拶。
週明け火曜日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価はアメリカの景気先行きへの楽観的見方などから上昇し、史上最高値を更新した。12日の終値は先週末に比べ125ドル高の3万8797ドルで最高値を2営業日ぶりに更新した。ハイテク株を中心に買い注文が広がった。この流れを受け連休明けの日経平均株価は上げ幅が800円をこえる続伸。
日銀が発表した1月の企業物価指数は1年前と比べて0.2%上昇した。伸び率は横ばいとなっている。また、1月は燃料費等の補助による押し下げ効果があるという。
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鎌倉プリンスホテルからの中継映像を背景に、気象情報を伝えた。
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NYダウの最高値更新などを手がかりに、けさは買い注文が先行した。アメリカの長期金利が上昇するなか、ナスダックは最高値を上回った後、下げに転じたものの、先週末、今期の業績予想を情報修正した東京エレクトロンが連日で、実質的な上場来高値を更新するなど、ハイテク株を中心に買われている。TOPIXは反発し、昨年来高値を上回っている。アメリカの1月の財政収支は、219億ドルの赤字で、23年1月の387.84億ドルの赤字から改善されている。きょうはNISAの日で、市場は大きな上げになっている。現在の25日移動平均乖離率は、高くなっているが、まだ4%台で、今までの売り場だったプラス7%台には若干、間がある。1月の国内企業物価指数は、前年同月比プラス0.2%だった。伸びが0%台になるのは、3か月連続で、原材料の高騰が終わったことを示している。マネーストックの1月の月中平均残高は、1598兆円と過去最高になるなか、上場企業の自社株買いが昨年、9兆6000億円と2年連続で過去最高となった。株の需給関係はよく、押し目待ちに押し目なしの相場感で、株は下がりにくくなっているという。日経平均株価は、上げ幅が一時900円を超える場面も見られ、34年ぶりの高値水準となっている。