- 出演者
- 池上彰 柳田邦男
オープニング映像。
今回は2011年放送「NHKスペシャル 日野原重明 100歳 いのちのメッセージ」を再放送。日本の終末期医療に尽力した医師・日野原重明さんが100歳を迎えるまでの1年間に密着したドキュメンタリー。スタジオゲストは日野原さんと親交があったノンフィクション作家・柳田邦男さん。日野原さんの存在を「こんな人柄になれたらいいなと思わせる」と話す。
医師・日野原重明への密着取材は、2010年の10月4日に99歳となった誕生日の日から始まった。日野原重明さんは99歳となったことについて「100歳のバーを目指して身をかがむ」と述べた。
99歳となった日野原重明さんが、健康チェックを受けた。日野原重明さんに、下半身の筋力が低下して歩行速度が落ちているという結果が告げられた。日野原重明さんは、筋力トレーニングを始めた。
聖路加国際病院の理事長である日野原重明さんは、現在でも患者の診察を行なっていて、末期がん患者の緩和ケアなどを行なっている。
日野原重明さんの妻・静子さんは、10年前から認知症となっていて、今は会話をすることも困難となっている。重明さんと静子さんは70年前に結婚し、3人の男の子を生んだ。自分が不在の間の妻・静子さんの様子について、ヘルパーに記録してもらっている。静子さんは、認知症となってから感情表現が少なくなってきたという。
- キーワード
- 認知症
日野原重明さんの担当患者である福井修平さんは、治療の結果体調がよくなった。福井修平さんの長女が出産を控え、初孫のうれしさに修平さんが涙した。日野原さんは医師になったばかりの26歳の時に、結核性腹膜炎の16歳の少女を担当した。少女が死亡した時に、延命措置よりも安心して逝けるようにすべきではなかったかと、日野原重明さんは悩んだ。以降は終末期医療に力を注ぎ、聖路加国際病院に緩和ケア病棟を新設した。日野原重明さんは、患者が家族と意志を疎通できる状態にすることを重視している。
日野原重明さんは、年間100日以上は東京を離れて地方で講演している。広島市立皆実小学校で講演した日野原重明さんは、子どもたちと命や平和について語り合った。3月1日、日野原重明さんは過労で体調を崩した。
昭和45年、よど号ハイジャック事件の発生した飛行機に乗り合わせた日野原重明さんは、4日間拘束されることになった。解放された日野原重明さんが自宅に帰ると、多くの人々が日野原さんを心配して花を贈ってきた。
日野原重明さんの担当患者である大田美樹さんは、日野原重明さんの俳句や書道が好きだという。大田さんは3年前に末期の肺がんと告げられ退職。苦しい治療で延命するよりも痛みを和らげ自分らしく過ごせる時間を持ちたいと考えている。
日野原重明さんの妻・静子さんは、8月から寝たきり状態となった。日野原重明さんは、妻に忍び寄る死の足音が怖いと、不安に感じる心情を述べた。16日に体調が悪化して緊急入院した。静子さんは一命は取り留めたものの、意識不明の状態となった。
福井修平さんの病状が、9月に入って悪化した。福井修平さんには待望の初孫が生まれ、病室には初孫の写真が貼られていた。福井修平さんは容態が急変し、息を引き取った。
日野原重明さんの妻・静子さんの意識が回復したが、はっきりと言葉で意志を伝えることはできなかった。日野原重明さんは、妻を自宅に連れ戻すか入院を続けるかで悩んでいた。
日野原さんの担当患者・大田美樹さんが亡くなった。夫の大田雅之さんが病院を訪ねてきた。雅之さんが大切にしているのは入院中に撮影したの笑顔の妻の写真。日野原さんもその笑顔に救われたという。
9月24日、日野原重明さんの妻・静子さんが92歳の誕生日を迎えた。病室では、家族や友人が静子さんの誕生日を祝った。日野原重明さんが、妻に感謝の言葉を述べた。
10月4日、日野原重明さんは100歳の誕生日を迎えた日も、病院で往診を行った。日野原重明さんは、長寿を与えてくれたことで神様に感謝の言葉を捧げたいと述べた。
ここまで、2011年放送「NHKスペシャル 日野原重明 100歳 いのちのメッセージ」を再放送。日野原さんと親交があった柳田さんまもなく90歳。「どう生きるか、自分の死をどう迎えるか、色々なことを深く考えさせられた」と話した。日野原さんが感謝の言葉をよく口にしていたことを引き合いに、「自分が生きた人生に感謝できる気持ちを持てたら最高」「自分の人生をどう肯定できるかが大事」とコメント。日野原さんは2017年、105歳で亡くなった。柳田さんは「死をどう考えるかは今をどう生きるかとイコール」とコメント。
ここまで、2011年放送「NHKスペシャル 日野原重明 100歳 いのちのメッセージ」を再放送。今、日本の人口の29.3%は65歳以上。柳田さんは「人はいのちの物語を生きている」「病気を否定するだけでなく、プラス思考で考えるのが良い」とコメント。105歳で亡くなった日野原さんについて「毎年毎年が物語だった」と振り返った。
- キーワード
- 令和7年版高齢社会白書日野原重明
2017年、105歳で亡くなった日野原重明さん。次男の妻・眞紀さんは日野原さんの活動を最後まで支えた。今も大切にしている日野原さんの遺品は、「感謝」と書かれた色紙。生前の日野原さんについて「ものすごくポジティブ思考」「死に際も自然体だった」と話した。
「情報チャージ!チルシル」の番組宣伝。
