- 出演者
- 有吉弘行 近藤夏子 藤田ニコル えいじ(インポッシブル) ひるちゃん(インポッシブル)
今回はクリニックに駆け込むタトゥーを消したい人たちを調査。
オープニング映像。
インポッシブルは入れたいタトゥーがあると答えひるちゃんはタカのタトゥーと答え、えいじはあっかんべーになるタトゥーを入れてみたいと思ったと答えた。
今回潜入取材をするのはキャンディ・H・ミルキィ。アニメ「キャンディ・キャンディ」を広めるために90年代に原宿にいた名物おじさん。向かったのは渋谷にあるタトゥー除去専門店のziz clinic。近年タトゥーの除去技術が大幅に進化し、これまでのタトゥー除去は大きな傷あとが残り消しきれないことも。期間やデザインにもよるがほとんどのタトゥーが消せるという。その除去期間は数ヶ月から数年単位になるものも。なぜここまできれいに消せるのか?その最新の技術を見せてもらうことに。ピコレーザーという最新機器で皮膚にレーザーを当てていく。そもそもタトゥーは新陳代謝に影響されにくい真皮にまでインクをいれることでタトゥーが残るがピコレーザーは色の反応するレーザーを使うこと色素を破壊。この照射を繰り返すことでタトゥーを徐々に薄くしていく。また以前は大に黒い色素に反応していたのがレーザーの進化で黒以外のカラーにも対応。よりキレイに除去できる。また最新機器のN‐DEAMは特殊な針で深い部分の色素を除去する。レーザーと組み合わせることで治療期間をおよそ半分に。しかし消しにくいタトゥーもあり、ホワイトタトゥーはインクに金属が混じっていてレーザーをあてると白から黒に変化してしまうという。料金はタトゥーの大きさに比例し10センチ平方メートル程度で一回3万円。
ここでクリニックにやってきたタトゥーを除去したい人たちを調査。最も多いのが若気の至り。ノリで入れて後悔する人も多い。また好きな芸能人がタトゥーをしていたので入れてしまったという人や、55歳の会社員の男性は上半身に大きくタトゥーが入っているが子供も大きくなりタトゥーを入れてみようと思い立ったが、孫に体にタトゥーがあることを指摘されてしまったという。こうした家族きっかけでタトゥーを後悔する人も多く、子供の足跡を入れた男性はこれから育てていく覚悟のもと入れたが離婚してしまったという。また近年増えているのが外国人の患者。中国から来たというカップルは、その男性のふくらはぎに元カノ顔の入ったタトゥーが。二人は結婚するのでそのためにクリニックにやってきたという。他にも半年前にアメリカから移住してきた女性は日本ではタトゥーがあることで行けない場所があると知って消すことに決めたという。中でも最も思いが強かったのは22歳の男性。親友が亡くなり、タトゥー除去に乗り出したが新しい人生を歩みたいと決意したというが、新しい人生にタトゥーは不利に感じたという。
スタジオには現役彫師の四代目よしさんと医師のめかた啓介さんが登場。四代目よしさんは伝説の彫師の三代目彫よしさんを継承。3代目彫よしさんは7000人以上の入れ墨を手掛けているという。めかた啓介さんはタトゥー除去専門の医師で東京・赤坂のキルシェクリニックの医師。めかたさんはタトゥー除去に来る人たちは多い月で200人以上が来るという。コロナ禍で入れたものを日常が戻ってきたタイミングで消したいという人がふえたという。企画は彫よし氏の入れ墨作品をみて、めたかさんが消せるかを判断する。最初のものは父親の作品で、上半身から尻にかけて細かく色がついた状態で入っている。年単位の力作だというがめたかさんはこのタトゥーを消せるという。色素がまんべんなく浅く入っているので消しやすいタトゥーに該当しその除去費用は200万から300万円するという。
次の作品は全身に入った細かなタトゥー。8年かけてもまだ完成していないタトゥーだという。めたかさんはこのタトゥーについても消せるというが上手な和彫りが1番消しやすくまんべんなく色素が浅く入っているためで非常に消しやすい方のタトゥーだという。
- キーワード
- 三代目彫よし
最後の作品は色とりどりに腕に入ったタトゥー。めたかさんはこのタトゥーをぎりぎり消せるという。また色素がカラフルで除去の回数は増えてしまうと答えた。
「有吉ジャポンII ジロジロ有吉」の次回予告。