愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。一晩で65万本をスタッフ30人で作業する。花市場の商品は、入荷時ほとんど蕾の状態でくる。あつかう商品の一例をあげると、デルフィニウム（結婚式などに使われる）、ケニアローズ（世界最高品質のバラ）、台湾の胡蝶蘭（台湾は胡蝶蘭の世界的産地、日本ではおよそ80％を輸入）など。大野さんは受け取りが終わると扉を閉めた。花はデリケートなため市場の温度は通年20℃前後にしている。

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ケニアローズバラ名港フラワーブリッジ愛知名港花き地方卸売市場胡蝶蘭

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愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。大野さんは受け取りが終わると扉を閉めた。花はデリケートなため市場の温度は通年20℃前後にしている。農家では朝6時に花を手作業で収穫し、近くの出荷場に運ぶ。機械で重さを計測して選別。包装してトラックに積み込み、昼1時半に花市場に運ぶ。夜8時、市場では順番を待つトラックが列を作り始めた。大野さんは弁護士を目指していたが司法試験に受からず、さらに父親の会社が倒産した。夢を諦めて就職を決意した。28歳で初めて花業界に就職し、やり始めたら楽しかったという。よる9時にデータと現品を照合するためのシールを貼り付けた。

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愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。夜9時半、仕分け作業は人の手を離れる。シールを貼った箱はコンベアに流され、バーコードを読み取り商品・購入者情報を認識する。箱は割り当てられた保管場所に移動する。倉庫内で朝の出荷を待つ。半分は機械で仕分けし、残りのコンベアを通らないものは手作業になる。続いて大野さんは倉庫に入れたものを客ごとに出す作業。深夜3時頃までにはすべての客の分を仕分ける。

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愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。深夜0時15分、ようやく最後の荷物が到着。65万本すべての花が届いたが仕分け作業はまだ続く。深夜2時、引き渡し場所に仕分けが終わった荷物が並んだ。専用の端末と箱のバーコードを照合し、間違いがないか最終確認をする。深夜2時半、引き渡しのトラックが来始めた。早朝4時に切り上げて朝メシとなった。

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