- 出演者
- 糸井羊司 利根川真也
オープニング映像。
都知事選挙の開票速報。現職の小池百合子が3回目の当選を確実にした。現時点での開票率は0.7%で、小池百合子の得票数は約23000、石丸伸二は約1万、蓮舫は約9000となっている。今回は過去最多の56人が立候補した。落選した石丸伸二は「今後はまだ決めていない。国政は選択肢としてはある」、蓮舫は「循環型の東京をつくりたいという思いが届かなかったのは力不足」などと話した。
都知事選の結果について解説。中村大祐は「これまでの都政運営が一定の評価をされたことがあげられる。出口調査では都政運営を評価する人は60%を超えていた。新型コロナ対応のあと、18歳以下への月5000円給付といった所得制限のない子育て支援などに取り組んでいた。知事を変えたいというほどの大きな不満はなかったといえる。石丸伸二はネットでの発信が功を奏し若い世代や無党派層に浸透したとみられる」などと解説。都議会議員の補欠選挙について、多くの場所で与野党が対決しており自民党は8か所で候補を擁立。党内では補選のほうが政権に対する逆風を測るバロメーターになるとみられている。小池知事当選について、自民党の稲田幹事長代理は「一定の成果だが自民党の勝利ではない。党への批判は収まっておらず改革を進める必要がある」などとコメント。立憲民主党の大串選対委員長は蓮舫の敗因や石丸伸二の躍進について、「要因分析して次に繋げていきたい」と話した。都議補選について、稲田氏は「応援に行ったが自民党の厳しい状況を感じた。結果がどうであれ党運営に活かしていく」とコメント。大串氏は次の衆院選に向け、「野党の議席を伸ばせるよう各野党と連携していくことが変わらず必要。政権の選択肢、受け皿として野党第一党としてリードしていく」などと話した。
都知事選の各党の反応。公明党の山口代表は「小池知事にはさらなる政策の実現を期待」などとコメント。共産党の小池書記局長は「引き続き都政改革のために全力を尽くす」などと話した。
最新の開票状況。開票率は2%。トップは当選確実となった小池百合子。次いで石丸伸二が約38000票、蓮舫が約32000票。杉並区では開票率10%で小池百合子が17000票、品川区は開票率2%で小池百合子ら4名が1000票で並ぶなどとなっている。奥多摩町では開票終了、小池百合子が1758票でトップなどとなっている。
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2024年7月7日(19:58)