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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(浮世絵EDO−LIFE)
べらぼうの世界 “清長美人”もお気に入り!江の島
浮世絵から江戸の暮らしぶりに迫る。鳥居清長「江の島詣」。江戸時代も大賑わいの人気スポット・江の島。手ぬぐいで汗を拭いている若い男性は到着したばかりの様子。かごの女性は大棚の女将のようでキセルで一服中。茶屋で腰掛けている女性はひと休み。江戸の中心から江の島まではおよそ50キロ。2日がかりで歩いてくる人が多かったそう。江の島との間の海は時間によって陸続きになる。その時の様子が葛飾北斎「富嶽三十六景 相州江の嶌」に描かれている。長いときには5時間も陸地が現れ、歩いて島に渡れた。海の状態で歩いて島に渡れない時は江の島渡しといわれる商売人が現れる。客を肩に担いで島に渡る江の島渡し、鳥居清長「江之嶋の渡し」に描かれている。島の奥にある名所の洞窟は歌川広重「本朝名所 相州江ノ嶋岩屋之図」や「相州江の嶋弁才天開帳詣本宮岩屋の」に描かれている。