- 出演者
- 若林正恭(オードリー) 弘中綾香 滝沢カレン GOMA 福田麻貴(3時のヒロイン)
今回の激レアさんは「プロミュージシャンだったけど交通事故に遭い演奏も楽器のことも全部忘れちゃった代わりにとんでもない特殊能力に目覚めた人」のゴマさん。記憶を失う前のゴマさんはディジュリドゥ奏者だった。ディジュリドゥはオーストラリア先住民に伝わる世界最古の管楽器。多くのライブや野外フェスからオファーされていた。そんな中、2009年11月26日、不慮の事故により脳を損傷し記憶を失った。
GOMAさんがディジュリドゥを生演奏。吐きながら吸う循環呼吸法で演奏している。
GOMAさんはディジュリドゥに出会ったその日に吹けてしまったことから、寝ても覚めてもディジュリドゥを鳴らす日々を送っていた。しかし、演奏方法がわからないため、オーストラリアへ移住し、ディジュリドゥ屋でバイトをしながら2年間、ディジュリドゥ修行を行った。そして現地で開催された大会に出場し、日本人初の準優勝を成し遂げた。日本に帰国すると、FUJI ROCKからオファーが舞い込んだという。
GOMAさんは車を運転中、後続車に激突されてしまった。気がつくと真っ白な空間をフワフワ飛んでいたといい、その時の記憶は今も思い出せないという。外傷などはなかったが、その後、GOMAさんはおかしな言動を取るようになり、10分前の出来事など新しい記憶を覚えておくのも困難だったという。家族の記憶はあったが、ディジュリドゥの記憶は失っていた。
GOMAさんがリハビリをスタートさせると、突然絵を描き始めるようになった。その絵はオーストラリア先住民の伝統的な模様にそっくりだった。後日、アメリカの研究所で調べたところ、世界で60人目の後天性サヴァン症候群であることが判明。これは事故などで脳の一部を損傷後、絵画や音楽など特定の分野で突出した能力を発揮する症状。その後、GOMAさんは個展を開くほどに成長し人気アーティストに。しかしディジュリドゥのことは思い出せなかった。
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- 後天性サヴァン症候群
GOMAさんは画家として活躍するようになりアートで家族を養おうと決意。しかし、絵の具セットを奪われた愛娘だけはてブチギレていたという。なんとか音楽家として目覚めさせたい愛娘に説得され、GOMAさんがディジュリドゥを吹いてみるとすぐに音が出たという。そしてGOMAさんは再びディジュリドゥを吹き始めた。
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GOMAさんはディジュリドゥに再挑戦し、FUJI ROCKの大舞台を目指した。そして、2011年のFUJI ROCK FESTIVALに出場し奇跡の復活を果たした。
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若林はのGOMAさんのラベリングに「カラムーチョがドット送られてきそうな人」とした。