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甲子園へ挑む関東代表9校の熱戦と舞台裏に迫る。
甲子園の埼玉大会決勝は春夏連続出場を目指す花咲徳栄と、県内最多優勝を誇る浦和学院との対戦となった。準決勝まですべてコールド勝ちの浦和学院が3回に1点を先制。花咲徳栄は6回にプロ注目の4番・佐伯真聡選手のタイムリーヒットで同点に追いついた。さらに8回に奥野敬太選手の2点タイムリーで勝ち越し。さらに1点を追加して4-1とリード。浦和学院が8回ウラに2点を返して1点差に詰め寄ったが、花咲徳栄が9回に3点を追加して7-3で勝利し、2年ぶり9回目の夏の甲子園出場を決めた。
2年ぶり9回目の甲子園出場を決めた埼玉の花咲徳栄、その立役者は絶対的エース・黒川凌大。強みはスタミナと語り、埼玉大会では先発3試合全てで完投。無尽蔵のスタミナを作り上げたのが地獄の山道トレーニング。母・琴美さんは柔道の元アジアチャンピオンで、母が培った知見を生かしたオリジナル練習メニューを行っていた。センバツ前には母から「大恥かいてこい」と言われたという。初めて買ってもらった硬式グローブは今でも寮に飾っている。母の教えと共に鍛え上げたスタミナを武器に、日本一に挑む。
帝京三と東海大甲府との一戦。3回ウラ、東海大甲府は2アウト、1、2塁のチャンスをつくると打席には伊澤拓真。タイムリー2ベースで2点を先制。先発はエースの村尾竜弦。リズムよく投げ込み0を並べた。7回にも2点を追加。9回、3点を取られるも、5-3で東海大甲府が勝利した。
東海大甲府を支えた3人のキーマンがいた。1人目はセカンドの大澤風汰。今大会は打率462。1HR、3打点。盗塁2で成功率は100%。前後試合のエラーは0。大澤風汰は紅白戦でセンターとセカンド後方フライを追って交錯。右足のスネの骨を折ってしまった。松葉杖が取れるまで約5か月、そこから実践に復帰できたのは今年の春だった。まだ足にはボルトが入っているという。支えてくれたのは父と母だったという。寮生活で離れていながらも手術にリハビリと寄り添い支えてくれた。最後の夏、お母さんからだるまのお守りをもらっていた。大澤風汰はお守りを持ち、2回戦ではホームランを放った。
円陣担当の柳谷龍希選手はこの夏、おもしろ写真を自作。試合前の円陣で披露し、皆を笑わせリラックスさせていた。伝令役の浅野葵海選手は決勝戦の8回、ピントの場面でマウンドに行くと皆笑顔に。
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栃木大会決勝、春夏連続での甲子園出場がかかる佐野日大は4年ぶりの優勝を目指す国学院栃木と対戦。延長タイブレークに突入。佐野日大は小島の劇的逆転サヨナラホームランで夏の甲子園出場を決めた。
春夏連続となる甲子園への切符を掴んだ佐野日大。チーム打率.381と打線が絶好調。しかし春のセンバツでは1点も取れず1回戦敗退。センバツ後に行われた春季大会でも打率は3割にも届かなかった。練習で木製バットを振ることで、折りたくないという意識が強くなって打つべきボールをしっかり見極めて打つことができるように。あらゆる用具を駆使して打撃力を向上させていた。その成果を特に発揮したのが2年生の小島颯人選手。今大会では4割超えという高打率を残した。
茨城大会決勝、2年ぶりの優勝を目指す霞ケ浦の相手は過去二度決勝で敗れている常総学院。霞ケ浦は5回に一挙4得点。霞ケ浦の菊地はこの日4打点。霞ケ浦が夏の決勝で宿敵相手に初勝利。
霞ケ浦の2人のキーマン。1人目は1年生リードオフマン加藤龍選手。準決勝、決勝とどちらも先制タイムリーを放ち打線を勢いづけた。2人目は決勝戦で5打数4安打4打点の3年、菊地勇一選手。1年生のときにも甲子園を経験している。大会前はバッティングの調子を落としベンチ入りも難しいと伝えられていた。夏の大会では背番号17でメンバー入を果たした。
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東東京大会決勝、2連覇中の関東第一と4年ぶりの夏の甲子園を目指す二松学舎大付が激突。関東第一は16安打10得点の猛攻で3年連続の甲子園出場を決めた。
史上2回目の東東京3連覇を果たした関東第一。今大会は投打ともに圧倒し4試合がコールド勝ち。投手陣のチーム防御率は0.90。打撃陣は6試合で72得点。強力なチームをまとめるのがキャプテンの井口瑛太選手。全試合4番に座り打率6割超えに15打点とバッティングでもチームを牽引した。去年の夏の甲子園準々決勝で代打で打席に立った井口選手はファーストゴロに倒れ敗退した。今大会は積極的に初級からスイングを仕掛けていった。
群馬大会決勝、3年連続出場を目指す健大高崎の相手は前橋商。健大高崎が3連覇を達成した。
3連覇6回目の甲子園出場を決めた健大高崎。121人もの部員をまとめているのがキャプテン石田雄星選手。石田選手の7歳年下の妹・惺来さんは4歳の頃に白血病を患い闘病生活を送っていた。どんな時も力をくれる石田選手にとってかけがえのない妹・惺来さん。元気になった今では毎試合応援に来てくれている。準決勝後にはお守りをくれたという。
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県内38連勝中、4期連続の甲子園出場を目指す横浜は14年ぶりの夏の甲子園を狙う桐光学園と対戦。横浜のエース織田翔希投手は150キロを超える速球で相手を翻弄。横浜は打線が爆発し大量リード。横浜が39連勝で激戦区神奈川を制した。
神奈川史上初4期連続の甲子園出場を決めた横浜。その立役者となったのが1年生から試合に出る4人。今大会チームトップ12安打の小野舜友選手。今大会打率5割、投げては最速152キロの池田聖摩選手。準決勝では先制タイムリーでチームを勢いづけた江坂佳史選手。エース番号を背負う織田翔希投手。この夏の準決勝では自己最速を更新する157キロをマーク。決勝戦では120球を超えた9回に自己最速の157キロを連発。1年生のときに出場した神奈川大会決勝では悔しい思いを経験した。「負けないチーム」を目指して県内39連勝で夏の甲子園出場を決めた。
西東京大会決勝、八王子実践は19年ぶりの甲子園出場を目指す創価と対戦。互いに譲らない投手戦に。八王子実践は学校創立100周年の節目の年に悲願達成。
