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今年1月2日、新年一般参賀に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが成年皇族として初めて臨まれた。3年ぶりに皇居を訪れた人たちに、秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまも笑顔で応えた。今回は、皇室行事が本格的に再開される中で様々な役割を担われている女性皇族のみなさまについてお送りする。
今年7月、佳子さまは東京都障害者ダンス大会に出席し、参加者とともに歌やダンスを楽しまれた。各地で開催される式典への臨席など、数多くの公務に励まれ、近年、その活動の幅を広げている。皇族の大切な役割は、天皇陛下を補佐すること。天皇誕生日を祝う茶会の儀では、各国大使らを熱心にもてなされていた。国際親善でも女性皇族は重要な役割を担う。国の顔としての振る舞いが求められる。皇室の人数が減っていく中、公務の多くを女性の皇族が担っている現状で、佳子さまは様々な行事や式典に招かれる機会が増えている。結婚し皇籍を離脱した姉・小室眞子さんから引き継ぎ、2021年からは日本テニス協会の名誉総裁も務められている。天皇が象徴となった戦後、皇室の役割も時代とともに変化が求められ、その在り方の模索が続けられてきた。女性皇族の多くが様々な団体の要請を受け、総裁や名誉総裁などに就任、その活動の普及を後押ししている。皇室の研究をしている河西秀哉准教授は役割に重要な意味があるという。
2010年、佳子さまはガールスカウトのインターナショナルキャンプに参加された。去年の100周年にも参加された佳子さまの案内役を勤めた和田さんは印象を語った。
今年3月、湯島天神で子どもたちに向けてワークショップが開かれた。三笠宮家彬子さまは11年前に心游舎という団体を設立し数々のイベントを企画し運営されてきた。彬子さまは幅広い分野の役職に就かれている。彬子さまは特別な重いをインタビューで語ってくれた。日本の伝統文化への思いを強くお持ちだ。
愛子さまはおととし20歳を迎え成年皇族となられた。初めて受けた公務は新年祝賀の儀。中学生の時から公務に同行し様々な分野で見聞を広げてきた。東儀さんは雅楽演奏会に参加された愛子さまについて絶えず舞台から目を離さないなどと話した。皇室を構成する人数は現在17人。そのうち女性皇族は12人だ。皇室を巡る議論は進んでいない。