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オープニング映像。
中外製薬について紹介。年商1兆1113億円(連結)。従業員数7604人。日本国内に12か所、世界に14か所に事業拠点を構えている。医師が処方する抗がん剤などのがん領域や抗体医薬品に強みを持つ日本トップクラスの医療用医薬品メーカー。中外製薬の代表取締役社長の奥田さんは会社の強みについて「全ては患者のために、我々にしかできないことを努力してめげずにこだわりを持って薬を作っていくということだ」と話した。
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中外製薬について紹介。中外製薬の抗体医薬品の開発は手作業から始まる。医薬品の開発は細胞にさまざまな薬品を加えるなどして病気の原因物質を見つけることから始まる。原因物質を突き止めたら、その物質にくっつく抗体の研究が始まる。病気に効果がある抗体を見つけるため、何通りもの組み合わせを設計していく。そして、パソコン上で設計した幾つもの抗体のDNAを機械で実際に作る。次に、その抗体が病気に対してどのような効果を持つのか評価する実験が行われる。24時間作業可能なロボットを使うことで評価実験のスピードが大幅にアップし、新しいタイプの医薬品づくりが可能となっている。こうして開発された抗体医薬品は2018年に竣工した専門の工場で製造されている。
中外製薬について紹介。中外製薬の創業のきっかけとなったのは10万人を超える死者・行方不明者を出した関東大震災だった。惨状を目の当たりにした上野十藏は「世の中に役立つくすりをつくる」という使命感を抱いて、1925年に中外新薬商会を創業した。「中外」という名前には「国内と国外」という意味があり、創業者の「日本でくすりをつくって海外に届けたい」という思いが込められている。
中外製薬について紹介。研究所の中央には300mもの長い廊下が配置されている。廊下の周辺にはカフェや会議室がある。顔を合わせやすくし、新しい薬づくりのアイデアが生まれることを意図して造られた。
中外製薬について紹介。従来の薬には抗体医薬品と解熱や痛み止めなどの化学合成で作られる医薬品がある。抗体医薬品はウイルスなどさまざまな病気の原因物質にぴったりと結合できる。しかし、その大きさから細胞の中に入り込むことができない。一方、化学合成で作られる医薬品は小さいため細胞の中に入ることができるが、結合する原因物質は限られる。そうした中、中分子創薬は両方の良いところを併せ持っているという。すでに中分子医薬品の研究は始まっている。
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中外製薬の代表取締役社長・奥田さんは「世界のヘルスケア産業のトップイノベーターになりたい」などと話した。
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エンディング映像。
次回予告が流れた。