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まもなく迎える「第101回箱根駅伝」。各中継所を担当する実況アナが集結。それぞれの視点から箱根駅伝を語り尽くす。
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- 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走
鶴見中継所の担当は伊藤大海アナ。見どころは「大混戦のタスキリレー」。往路(1区~2区)はタムに大きな差が生まれにくく立て続けに選手が来る。2019年の第95回大会では駒澤大学がタスキを渡す相手がいないというハプニングも。往路(9区~10区)はタスキがつながるかどうか劇的なシーンが見られる。第75回大会ではタスキをつなげず繰り上げスタートしてしまった。第88回大会では脱水症状で転倒してしまい残り0秒でタスキをつないだ。第96回でもタスキをつなげず繰り上げスタートに。野上翔大はリベンジを誓うも緊急事態宣言により部活動は休止に。そして迎えた第97回大会で野上翔大はタスキをつなぐことができた。伊藤アナは鶴見中継所について、どれだけ言いたいことを取捨選択する難しさがある。体感1分くらいで1日の仕事が終わると語った。
戸塚中継所の担当は北脇太基アナ。見どころは「激走を終えたエースたちの姿」。第98回大会では田澤廉が激走後、順天堂大学の三浦選手のもとへエールを送りあった。2人はその年の世界陸上にともに出場を果たした。第99回大会では平林選手が憧れの田澤選手と写真撮影をしていた。
平塚中継所の担当は杉野真実アナ。見どころは「スピード自慢のランナーたち」。第89回大会では壮絶なデッドヒートを繰り広げた。第96回大会ではイェゴン ヴィンセント選手がごぼう抜き。従来の記録を2分以上縮める区間新記録を出した。この記録はハーフマラソンに換算すると世界記録に匹敵する。
小田原中継所の担当は大町怜央アナ。見どころは「山上りの準備」。過酷な5区の山上り。この中継所で選手たちは長袖や帽子などを念入りに準備。そんな中、ダニエル ムイバキトニー選手はあったかアイテムで挑むが気温が高かったため裏目に。区間10位となってしまった。そして翌年、少し薄着で再挑戦するが過剰な装備のため区間賞を逃した。さらにその翌年、軽装で挑戦。次々と抜いていき、留学生初となる区間賞を獲得。
各中継所の見どころは「区間新記録が出る場所」。心構えについて伊藤アナは50-50クラブを参考に「ようこそ0分台クラブへ」とのフレーズを披露。
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第101回大会の注目は優勝候補の3強。前回大会王者で大会連覇を狙う青山学院大学。出雲・全日本を制覇し、箱根駅伝初優勝を目指す國學院大學。前体会2位の駒澤大学。青山学院大学のキーマンは鶴川正也選手。関東インカレ5000mで留学生に勝利。國學院大學のキーマンは青木瑠郁選手。オランダの大会で鈴木健吾選手の過去の記録を上回った。駒澤大学のキーマンは佐藤圭汰選手。前回は青山学院・太田選手に敗れた。
瀬古利彦に箱根駅伝の優勝予想をしてもらった。
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瀬古利彦は箱根駅伝の優勝予想に「箱根駅伝」と回答。10大会で7回優勝しているため、余裕を持っていける。また、大阪マラソンで初マラソン日本最高記録を出した國學院大學の平林清澄も注目。キーとなる区間は5区の山上り。山までもつれこむと復路に残しているチームが有利だと話した。