- 出演者
- 粗品(霜降り明星)
オープニング映像。
今回はピアニストの辻井伸行が登場。曲目はショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲 第1番」。2009年のヴァン・クライバーン国際コンクール優勝以来、世界で活躍する辻井伸行。30代後半を迎えた今、ピアニストとして何を思い、どこへ向かおうとしているのか。粗品とスペシャル対談を行う。
初対面の辻井伸行と粗品が対談。今年で37歳になる辻井。全国ツアー中で多忙だが、人前で演奏するのが好きなのでいつも楽しんでいるという。健康面について聞かれると、ツアー中はよく寝てよく食べていると答えた。なんでも食べられて、どこでも寝られるという。お酒も好きだという辻井は酔うと陽気になったり途中で寝てしまうという。クラシック以外の音楽については、カラオケが好きで演歌やマツケンサンバも好きだと答えた。お笑いはあまり見たことがないが興味はあり、粗品の舞台も見てみたいと話した。
今回演奏するのはショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲 第1番」。ショスタコーヴィチ自身のピアノ演奏の録音を聴いて、辻井伸行は「テンポがものすごく速くてびっくりしました」と感想を語った。ショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲 第1番」の聴きどころは、ピアノとトランペット2人のソリストがいて、普通のピアノ協奏曲は違った楽しさがあるところだと話した。指揮の尾高忠明とは初共演。辻井は「本番がとても楽しみ」と話した。今後について辻井は「クラシック音楽に興味がない方にも、少しでも生の演奏を聴いていただけるようなピアニストになっていきたい」と話した。
辻井伸行と読売日本交響楽団がショスタコーヴィチ作曲「ピアノ協奏曲 第1番」を演奏。(指揮:尾高忠明)。
アンコールで辻井伸行がカプースチン作曲「8つの演奏会用エチュード」を演奏した。
粗品は辻井伸行のピアノ演奏について、「素晴らしすぎました。ダントツですごかったです」とコメントした。続いてはショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番 ニ短調から」尾高忠明の指揮。
ことし没後50年を迎えたショスタコーヴィチは生涯で15作の交響曲を残している。交響曲 第5番は1937年、31歳のときの作品。スターリン政権の粛清のもと作風を糾弾され、命の危険さえあった作曲家が葛藤の末に書き上げたと言われている。初演は大成功を収め、勝利を歌い上げているかのように聴こえる第4楽章は聴衆の熱狂で迎えられた。今回は第3楽章の途中から最後までをお届けする。
読売日本交響楽団がショスタコーヴィチ作曲「交響曲 第5番」を演奏。(指揮:尾高忠明)。
「粗品と絶品クラシック♪」の次回予告。
エンディングの挨拶。