- 出演者
- 粗品(霜降り明星)
オープニング映像。
本日のプログラムはショスタコーヴィチ作曲「ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77」。ことし没後50年を迎えたドミトリー・ショスタコーヴィチはロシア革命や2度の世界大戦など激動の時代を生きた作曲家。ヴァイオリン協奏曲第1番は、第2次世界大戦後の1947~48年にかけて作曲されたが、旧ソ連で政策に合わない芸術や文化を取り締まる粛清(ジダーノフ批判)が行われていたためスターリンの死後、完成から7年経った1955年に初演された。全4楽章で構成され、独奏ヴァイオリンはほぼ休むことなく演奏される。超絶技巧が必要な難曲。イスラエル生まれで注目の新星ヴァイオリニスト:ヤメン・サーディがソロを務める。2022年に25歳の若さでウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任した。第3楽章の長大なカデンツァに注目。
2025年4月21日にサントリーホールで読売日本交響楽団(指揮:オクサーナ・リーニフ、ソロヴァイオリン:ヤメン・サーディ)がショスタコーヴィチ作曲「ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77」を演奏した。
続いては「光あれ」。ウクライナの現代作曲家ボーダナ・フロリャクがウクライナ侵攻をきっかけとして2023年に作曲。指揮を担当するウクライナ出身の指揮者オクサーナ・リーニフにインタビュー。2021年に女性指揮者として初めてバイロイト音楽祭で指揮、2022年にボローニャ市立劇場音楽監督に就任した。「光は闇に打ち勝つ」と信じる力を与えてくれる作品ですなどと語った。
読売日本交響楽団(指揮:オクサーナ・リーニフ)がボーダナ・フロリャク作曲「光あれ」を演奏した。
粗品と絶品クラシック♪の次回予告の番組宣伝。