- 出演者
- 井口浩之(ウエストランド) 久保田かずのぶ(とろサーモン) 田村淳
オープニング映像。
田村淳の芸能人生を振り返った。地元の友達と参加したお笑いコンクールで優勝。その時の音声さんのツテで東京へ。相方を探している時に紹介されたのが田村亮だったという。1994年に吉本に入り、1996年にはテレビ出演から一気にブレイク。コンビ結成当初は亮に主導権があったという。しかしテレビに出るようになって亮はMCができないことが判明し、淳がMCをやることに。芸人としての指針は亮が笑ってるかどうかだった。
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- 田村亮
MC井口が田村淳に聞きたいことは「どこまで未来を想像してた?」。淳は「テレビに出るためにはどうすればいいか」というところまでは戦略通りだったと説明。しかし、テレビに出始めてからはうまくいかず、「こういう番組をやりたい」という思いは持ちながらも、計算より早くチャンスが来てしまい追いつけなくなっていたという。ただし、回しで面白さを見つけたときにテレビが楽しくなったと語り、その「回し」はすべて合コンで学んだと明かした。
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- ロンドンハーツ
MC久保田が田村淳に聞きたいことは「もし過去をやり直せるなら?」。淳は「バンドをやっておけばよかった」と振り返る。高校時代はバスケに打ち込んでいたが、高2でバンドをやりたいと思いバスケを辞めた。音楽の祭典「TEENS’ MUSIC FESTIVAL」の地区大会で準優勝し、ベストボーカリスト賞も受賞。バンドマンを目指そうとしていたが、甲本ヒロトがラジオで語った「一番好きなものを仕事にすると上手くいかない。二番目に好きなものくらいがちょうどいい」という言葉を聞き、お笑いに方向転換したという。しかし後に甲本ヒロト本人に会った際、「一番やりたいことを絶対やった方がいい」と言われたことも明かした。芸人としてやり直したいターニングポイントは「亮に進行を任せればよかった」という点。MCを自分がやるようになってからコンビのバランスが崩れ出したと振り返る。また「亮のいじり方の正解はいまだにわかっていない」とも語った。さらに、芸能界で生き残るには「ブレイクが遅い方が苦労はまだ少ない」と自身の考えを述べた。
MC井口が田村淳に聞きたいことは「やってて楽しい仕事は?」。淳が一番やりたい仕事は「ダーツの旅」。尊敬するMCには所ジョージをあげ、所さんの番組は必ずチェックしていたという。次にあげたのが東野幸治。所さんと同じで掴みどころがなく、飄々としてるけどものすごい細い針で急所をやられる。東野さんしかできないMC術なので真似できないと語った。
淳はコンビ解散の理由について「コンビバランスが崩れていることへのモヤモヤがあった」と語る。いつかは解消しなければならない命題として抱えていたという。また、亮と吉本興業をつなぎ止めるために会社を設立したが、亮は「吉本には戻らない」という強い意志を持っていた。淳は「外でそういう発言をするのはやめてほしい」と訴えたものの、亮は記者会見で「吉本に戻る気はさらさらない」と明言してしまった。その後、会社を一旦たたみ、互いに気を遣うことで崩れていたコンビバランスをリセットするために、解散という道を選んだと語った。
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淳は吉本への思いについて、「さまざまな活動をしているので吉本を出た方がいい」と考え、亮に相談したところ、亮は「残る」と答えたため、自分だけが退所しようと考えていたという。ところが翌月、亮が闇営業問題で吉本を離れることになった。その経験を経て、吉本が自分にいろいろな活動をさせてくれる環境だと気づき、現在は「居心地が良い」と語った。また、解散後の亮との関係については「昔の関係に戻りつつある」とし、今度「ロンドンブーツお疲れさん会」を開く予定であることも明かした。
「耳の穴かっぽじって聞け!」の次回予告。
「ガリベンチャーV」の番組宣伝。