- 出演者
- 小峠英二(バイきんぐ) 山口明宏
(オープニング)
今回は…
今回、革をまなぶ特別編。さらに、小峠教官にいったい何が!?
オープニング
オープニング映像。謎解き戦士!ガリベンガーV~フェニックスVer~.が流れた。
(謎解き戦士!ガリベンガーV)
なめしの違いをさわって実感!
動物の皮膚を革へ加工する上で、なめしは欠かせない。安く簡単に丈夫な革ができる「クロムなめし」、手間暇がかかるものの経年劣化が楽しめる「植物タンニンなめし」があり、後者を採用する山口氏はミモザ、魚油を使っていることから、革から天然ぽい香りがするという。
工場に潜入!皮が革に変わるまで
山口明宏氏の工場では革の繊維が伸びやすい方向に調整してから、脱水を行う。次の工程は乾燥。完全には乾かさず、適度に水分が残った状態で回収する。染色などを施していない状態の革は「クラスト」と呼ばれ、シートをかけて保管する。合成皮革と比べて水に弱く、変色してしまいかねない。スタジオにはクラスト状態の豚革が用意され、山口氏はクラストのままでもバッグや財布などに使えるなどと説明した。
乾燥の次は染色。革を染料に漬け込み、蟻酸で反応させて吸着させているという。長時間にわたって染み込ませると、革の内部まで浸透し、芯の色が表面についた傷を目立たせてしまう。染色を終えた革は在庫にストックしている。
あえて 在庫を多く残す理由とは?
山口氏の工場では染色を終えた革を在庫に多くストックしている。夏場になめした革は暑熱が影響して仕上がりが良くなく、夏場の作業を避けるため、多く貯蔵しているという。
講師 山口先生 最新の取り組み
山口氏は自社工場になめした革と触れ合うことができるショールームを設け、革製品などを展示する博物館も併設している。また、国際協力機構からの要請を受け、なめし技術をモンゴルに提供。羊1頭分の革から1つのクッションが生まれている。
(エンディング)
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次回予告
謎解き戦士!ガリベンガーVの次回予告。