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東京・阿佐ヶ谷にある阿佐ヶ谷パールセンターにやってきたチョコレートプラネット。ここで変わった買い物に関して誰が、なんのためにその値段で購入したのかの実態に迫る。阿佐ヶ谷パールセンター商店街にはおよそ200の店舗が入っているという。
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- 阿佐ヶ谷パールセンター阿佐ヶ谷(東京)
早速商店街を歩くチョコレートプラネットと井森美幸さん。1952年創業の「鉢の木」さんで、職人さんにどんな買い物を最近したかしつつ、焼きたてどらを注文。
その後マイホームを購入したばかりだというご家族に遭遇した3人。戸建てだそうで値段を聞こうとするもそれはNGだった。
オープニング映像。
とんでもない動物を飼った買い主を発見したため、スタッフは千葉県へ。別荘だという豪邸から現れた飼い主さんは、ペットのために別荘を購入したという。エサは牧草をペレット状にしたもので温暖な環境を好むペットとは何か。その正体はイースタングレイカンガルーのルーニーちゃん。買い主さんは子どもの頃からカンガルーが好きで、将来絶対に飼おうと考えていたという。また気性おの荒いというイメージがあるカンガルーだがそれほどではなく、50種ほどいるカンガルーの中では小さい部類になるカンガルーだという。飼育に資格は必要ないが、飼育法を学ぶためにオーストラリアにわたったという。その購入金額は100万円。ただカンガルー用のミルクが届かない、いたずらをすることもる。ただ幼い頃からの憧れだったカンガルーとの生活は幸せだという。
続いてお邪魔したのは埼玉県春日部市の伊東さんのお宅。お宅では撮影が難しいというもふもふした動物の正体はコモンドールという犬。家畜の番犬として育てられた犬で警戒心が強いという。大変なのはその毛のお手入れ、毛同士がくっつけば手で裂き、外に出るとゴミがつくため日に一度のシャンプーが欠かせないが、2頭で合計6時間かかるという。伊藤さんは動物王国を作りたいとし、どうせなら大好きなコモンドールを飼いたいと考えたという。ちなみに円安の影響もあって車1台分の金額がかかったという。
阿佐ヶ谷パールセンター商店街を歩く3人、ここで松尾の高校の同級生と遭遇。この日はイベントで阿佐ヶ谷を訪れたというが、高校以来20数年ぶりの再会だという。
続いて着物店に入る3人。こちらみなとや京染店は悉皆屋と呼ばれる、着物に関することなら何でも行うお店だという。お店は昭和初期から営業、当時相撲部屋が阿佐ヶ谷には3つあり悉皆屋も多かったが、相撲部屋が2013年に移転すると悉皆屋はここだけになったという。
商店街で知り合った男性、北海道で個展をやっているというがとんでもない人物だった。
商店街で知り合った男性、北海道で個展をやっているというがとんでもない人物だった。男性は谷口高司さん、鳥類のイラストでは世界的な人物だという。谷口さんの絵の値段はまちまちだが、今までで印象に残っている買い物は商店街で購入したナイフだと話してくれた。
おすすめしていただいた「しんかい」というお店に足を運ぶ3人。こちらは刃物以外にもZippoなども販売。お客さんはコレクターの方が多いという。また長田がZippoに興味を示す。レアなものでは1938年製のものがある。この店で長田は4万8000円分のZippoを購入した。
続いては鹿児島県出水市。こちらにとんでもないものを50万円で購入した方がいるという。
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- 出水市(鹿児島)
続いては鹿児島県出水市。こちらにとんでもないものを50万円で購入した方がいるという。訪れたのは山間部の蕎麦屋さん。お邪魔した「生そば 草の居」のご主人宮上さんは50万円で4万坪の山を購入した。もともと持ち主が放棄した山で、宮上さんは手作業で開拓。橋なども自作し、自分で景色を作り上げた。景色にこだわった展望所も3つあり、美術館のように表現したいのだと宮上さんは語る。そんな宮上さんの本職は陶芸家、もともと窯を作ることを目的として山を購入したのだとか。季節ごとに景色が変わり、四季を感じることができ観光客も訪れる。
50万円で山を購入した宮上さんの1日に密着。7時に家を出た宮上さん、蕎麦店の薪ストーブを準備し植木に水撒きを行う。ちなみに水は湧き水をタンクに貯めて賄っているという。敷地の手入れを行うと午前中は終了。昼食におそばを食べるが、蕎麦を打つのは息子さんだという。そばの一部は自家栽培のものを使用。午後には観光客の案内と陶芸作品づくり。そんな宮上さんの至福の時間は自作の石風呂だという。ただここで宮上さんの1日は終わらず、鹿の対策を行う。アジサイなどの新芽を食べてしまうなどの被害が出ているという。宮上さんは4万坪にフェンスを設置、合計すると200枚を設置しなければならないという。
4万坪の山を買った宮上さん。そこには大きな苦労もあったという。
4万坪の山を買った宮上さん。そこには大きな苦労もあったという。開拓を初めて7年、すい臓がんの手術を経て大樹も激減。そんな宮上さんを支えたのは23歳年下の真里子さん。当時の収入は陶芸作品と里の入園料だけだったが、料理店を始め家計を支えたのは真里子さんだった。また宮上さんの挑戦は多くの共感を呼んでいる。
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福岡県朝倉市に足を運んだ宮上さん。宮上さんのように山を購入し庭園を作る方の手伝いだという。33年前山を購入し理想の作品を作る宮上さん、様々な出会いもあり本当に良かったとし、終わりはないのだと語ってくれた。
エンディング映像と挨拶。