- 出演者
- 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 倉科カナ
オープニング映像。
ブルーインパルスは1960年に創設された6機編成のアクロバット飛行チームで、様々なイベントで飛行している。今回はブルーインパルスを独占取材。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第10位はダブルナイフエッジ。飛行機は90度横に傾けると自然に高度が下がってしまうが、繊細な操縦技術により真横での飛行が可能になる。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第9位はダブルロールバック。左右の2機が外側に大きく横回転し、内側の2機が続く。不規則な6つのスモークがうねる龍のように見え、曇りの日に行うことが多い。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第8位はファンブレイク。時速800キロのスピードで、機体同士の距離90センチで密着飛行する技。至近距離での飛行に、パイロットも息を止めて極限状態で隊形をキープする。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第7位はタッククロス。背面飛行で飛ぶ2機がギリギリで交差し、一気に急上昇する。両方向から向き合って飛行し、背面飛行のままギリギリですれ違う。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第5位はサンライズ。編隊を組んで進入してきた5機が扇状に広がる技。2015年には姫路城上空を飛行した。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第4位はワイドトゥデルタループ。大きな三角形で登場した5機が急上昇し、密集した三角形を保ちながら宙返りする。空に直径2キロの円を描く。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第3位はチェンジオーバーターン。縦1列に並んだ5機が一斉に散らばり、大きな三角形になる。そのままゆっくりと密集し、水平方向に大きな円を描く。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第2位はキューピッド。上空で2機が二手に分かれて宙返りし、スモークをハート型につなげる。もう1機がハートに向かって飛行し、矢を射抜く。
ファンが選ぶブルーインパルス神ワザ飛行ランキング第1位はコークスクリュー。中央で背面飛行を続ける機体の周りをもう1機がぐるぐる回転する。航空祭で見せる約20の技の中でトリに選ばれている技。
ブルーインパルスは番機ごとに担当パイロットが決まっている。任期は3年で、3年ごとに新人パイロットが配属される。師匠から弟子に飛行技術が受け継がれてきた。派手なソロ技を担当することからエースを呼ばれる5番機の新人パイロットに密着した。2024年10月、ブルーインパルスの本拠地である松島基地に新人パイロットの浦3佐が配属された。愛称はミッキー。那覇基地ではF-15戦闘機のパイロットとして活躍し、ブルーインパルスのエース候補に抜擢された。師匠ジークが見守る中90度ずつ回転する4ポイントロールに挑戦したが、静止する角度やスピードがバラバラだった。ここから1年かけて師匠から技術を学ぶ。2か月でソロ技をクリアし、6番機との2機技に挑む。ミッキーは、2機が1枚岩のように横回転しながら飛行するハーフスローロールとスモークでハートを描くキューピッドが苦手だと話した。2機技と同時進行で6機技の訓練もスタートした。最終試験3か月前からは航空祭を想定した基地訓練が始まる。基地上空訓練になると、技の訓練だけでなく技を見せるためのタイムマネジメントも必要になる。不安を抱えるミッキーのために師匠のジークは訓練後に食事に誘い、メンタルをケアした。ミッキーの最終試験は航空祭と同じように6機で20の技を連続して行う。ミッキーは最終試験に合格し、正パイロットになった。10月26日にエアフェスタ浜松で航空祭デビューを果たした。
陸上自衛隊の乗り物コレクション。四角い物体の正体は発射台で、地雷を狙ったロケット弾が発射された。伸びたロープには大量の爆薬がセットされ、着弾すると一斉に爆発。地雷を広範囲で誘爆させて処理する。この92式地雷原処理車はマインスイーパーと呼ばれ、地雷を仕掛けられて進路が妨害されたときに戦車が攻め入る通路を確保する。
航空自衛隊の乗り物コレクションは、2022年に三沢基地に配備された最新航空機グローバルホーク。クジラのような見た目でF-15戦闘機3機が横並びになるほどの大きさで、自衛隊には3機しかない激レア乗り物。グローバルホークは約36時間飛行でき、高度1万8000mから画像撮影も可能。24時間365日日本上空を監視している。
航空自衛隊の乗り物コレクション。自衛隊最大級のC-2輸送機は最大積載量約30トンで、災害で孤立した地域や離島などにパラシュート付きの物資を投下できる。地震で道路が寸断された能登半島地震の際には、石川県小松基地に消防車を空輸した。横浜市消防局が持つ大規模震災用高度救助車で、倒壊した家屋での救助や夜間の捜索活動で活躍した。
陸上自衛隊の乗り物コレクションは浄水セット逆浸透型。浄水装置を備えたトラックで、濁ったプールの水を浄水して飲料水にする。1時間に飲料水であれば約3.5トン、生活用水で貼れば約7トンが浄水できる。淡水だけでなく海水にも対応し、東日本大震災や能登半島地震でも活躍した。
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2025年4月20日(18:30)
