- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 田中光
オープニングトーク。9月14日で誕生日を迎え62歳になったという福澤は、今田からはバカラのグラスを、菅井からは高級ブランドのシャンプーをもらったなどと話した。
- キーワード
- バカラ
きょうのゲストは、田中光。1982年、京都府生まれ。子どものころから漫画家を目指す一方、中学生になるとお笑いにも興味を持つように。京都精華大学芸術学部版画学科に入学したものの1年で中退。幼馴染と吉本興業の養成所に入所し、そのままコンビを結成し、大阪で10年活動。上京して、新たにトリオを組むも、泣かず飛ばずだった。ピース・又吉直樹からアドバイスを受け、イラストネタをツイッターに投稿するようになった。「サラリーマン山崎シゲル」が注目され、2014年に単行本化。シリーズ累計30万部を超えるベストセラーになった。2019年、初の絵本「ぱんつさん」で、第25回日本絵本賞を受賞した。手がけた絵本は11冊。
田中光の依頼品は、レディオヘッドの1995年のアルバム「ザ・ベンズ」のTシャツ。3万6000円で購入したという。本人評価額は、6万円。鑑定結果は、1500円だった。オフィシャルのものではなく、ブートものだという。コピーライトがバンド名だけになっているが、バンド名だけのコピーライトは2000年以降で、Tシャツのメーカーのコピーライトなどが入るという。10年ほど前から、レプリカが出回っているという。価格は、中古のデザインTシャツとしての金額だという。
千葉県千葉市に暮らす依頼人の小野保夫さん88歳。依頼品は「加藤清正が豊臣秀吉に送った書状」。朝鮮出兵の際に秀吉に送ったもので、宛名の長谷川守知は豊臣秀吉の家臣。
加藤清正が朝鮮出兵の際 豊臣秀吉の家臣に送った書状を鑑定した。本人評価額は500万円だったが評価額は3000円だった。ニセモノで紙の質からすると江戸中期のもの、原本は熊本・八代市の本成寺という清正の嫡男の菩提寺に伝わっている。
出張!なんでも鑑定団は青森県十和田市、十和田湖や奥入瀬渓流がある東北屈指の景勝地だが近年アートによるまちづくりに力を入れていて芸術作品が飾られている。中核となっている十和田市現代美術館では大型でユニークな作品が多く中でもロン・ミュエクのスタンディング・ウーマンは圧倒されること間違いない。最近話題になっているのは作品の中に入って体験できる作品。
出張!なんでも鑑定団は青森・十和田市からおもちゃコレクターの橘隆明さんが「東芝「光速エスパー」の店頭用人形」を紹介する。1960年~70年代のものと思われネット販売されているのを31万円で購入した。本人評価額は31万円だったが40万円だった。
出張!なんでも鑑定団、青森・十和田市の焼物コレクター花松貞司さんが「朝鮮唐津の徳利と猪口」を紹介した。20年ほど前に長崎の骨董店で購入した。本人評価額は850万円だった。
20年ほど前、長崎の骨董店で購入した朝鮮唐津の徳利と猪口。結果は3万5千円。近代以降、古唐津を学んで作られた古唐津風の唐津焼で、土が違うという。でも、形が良く和薬のツヤもいいのでお酒を楽しんでほしいという。
川上さんは、エルヴィス・プレスリーの推し活をしているという。3年前の映画からハマり、アメリカ・メンフィスのエルヴィス邸に3年間で2度も足を運んだという。お宝は、棟方志功の版画。50年ほど前、新潟に住んでいた両親が東京に旅行した際、ある画廊で一目惚れし10万円で購入。その後両親が亡くなり姉妹4人で形見分けした際に、青森に嫁いでいるからと持つことになったという。結果は、500万円。タイトルは「双妃の柵」。制作されたのは昭和41年。大変人気が高い大首の美人図と呼ばれる構図。
板垣さんは、七福神の置物を収集。最初に手に入れた布袋像が九谷焼だったので、全て焼き物で揃えようと思ったが、今のところ見つかったのは5体。なので毘沙門天と弁財天はブロンズにしたという。お宝は、初代徳田八十吉と、二代徳田八十吉の布袋像。二代の作はコレクション第1号で、10年前にネットオークションで9万円で落札。初代の作は、数ヶ月前にネットオークションで入手。結果は70万円。2体とも本物で、初代の指先の作りが非常に細かく驚く出来の良さだという。二代は全然雰囲気が違うが、初代を学んでとっている色が同じ薬を使っているという。
「ラリア」と呼ばれている佐藤さん。真珠の養殖の仕事で高校卒業後そのままオーストラリアに行き、帰ってきたら「オーストラリア帰りだ!」と言っていたが、長いため「ラリア」になったという。お宝は、雑誌「少年」の付録本「鉄人28号」17冊。全部で115冊あるうちの一部だが、初期の3冊が揃っている。40年ほど前、近所の古書店に顔を出した際、店主から見せられ安く手に入れたという。初期の3冊には、28号が誕生するまでのエピソードが描かれている。結果は、36万円。いい状態で残っているものが少なく、断トツに1巻が高く15万円。
依頼人は、愛知県豊川市の鉱物コレクター・小玉さん。依頼品は、先輩コレクターから25万円で譲ってもらった「コランダムの原石」。世界四大宝石のルビーとサファイアは、鉱物として分類すると同じもので、その鉱物をコランダムという。コランダムは酸化アルミニウムからなり、ダイアモンドに次いで硬い。クロムが混入して赤くなったものがルビーで、鉄やチタンが混入して赤以外の色になったものがサファイアとなる。ルビーやサファイアを内包するコランダムの原石は、コレクターの間で高い人気を誇る。国内での産地は、十数か所が知られていて、有名なのは、ヒスイの産地でもある新潟県・糸魚川地方。その割合は、ヒスイ数百個に対し、コランダムは1個あるかないかと言われるほど少なく、発見することは容易ではない。現在、この地の河川で石を採取することは制限されている。海に流れ、まれに漂着するものがあることから、海岸で探す愛好家もいる。依頼品は、糸魚川産のコランダムの原石。高さ32センチ、幅35センチで、重さは38キロ。博物館などに展示されているコランダムの原石で、これほど大きなものはないという。ブラックライトを照射すると、一面は広範囲に青っぽくなり、その一部が赤く発光する。
番組では、お宝を大募集。お宝の写真とエピソードを添えて、テレビ東京・開運!なんでも鑑定団係まで。詳細は、番組ホームページで確認できる。
小玉さんの依頼品は、コランダムの原石。本人評価額は、100万円。鑑定結果は、380万円だった。変成岩で、ルビーやサファイアに相当するものが石の中に入っているという。糸魚川地域の海岸で拾われるものは、波により摩耗していて、大きくないが、依頼品は、川の上流で傷つくことなく拾われたとみられるという。コランダムの結晶がわかりやすく、鉱物の標本としては博物館級の素晴らしいものだという。
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