- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 田渕章裕(ちょんまげラーメン) きむ(ちょんまげラーメン)
京都祇園でクラブを経営していたママが手に入れた日本画の巨匠・東山魁夷の絵。購入金額は4500万円。果たして本物か?さらに愛媛の大自然が生んだ大珍品が登場!人気企画「鉄道グッズ鑑定大会」は名品・珍品が続々登場!
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- 東山魁夷
本日のゲストはお笑い芸人のインディアンス改め、ちょんまげラーメン。今年6月、バラエティ番組のドッキリがきっかけで本当に改名。2人が出会ったのは2008年、お笑い養成所NSCで、在学中は挨拶を交わす程度だったが、卒業後、それぞれのコンビが解散することになり、きむから田渕に声をかけインディアンスを結成。しかし田渕は限界を感じ、現・ミキの昴生さんから一緒に組もうと誘われ快諾。きむに解散を告げた所、きむはショックのあまり大号泣したという。その後、毎日きむから復縁を迫るメールが届いたり、客席で睨むきむに恐怖を感じ、2010年にインディアンスを再結成。M-1グランプリでは3年連続ファイナリストに。今年はラストイヤーで気合いが入っている。
依頼人のちょんまげラーメンが登場。お宝は、きむが持ち込んだ1976年製「マーティンD-45」。父親が病気で余命を宣告された際、憧れのギターを100万円で購入したという。本人の評価額は110万円。そして、鑑定結果は280万円だった。専門家は「シリアルナンバーから1976年製であることが確認できる。さらにコロナ禍以降、ギターコレクターの需要が高まり、価格が急騰している」と説明した。
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- マーティンD-45
続いての依頼人は愛媛県・久万高原町の和泉ゆみえさん。体調を崩した義父の300坪の庭を家族で作業している。そんな和泉さんのお宝は義父が手に入れた「ケンポナシの根の置物」。ケンポナシは日本では古くから建材や工芸品の材料として活用された。例として江戸指物は生地本来の美しい木目を活かす伝統工芸。ケンポナシはクロウメモドキ科に属し、日本では北海道の奥尻島・本州・四国・九州に分布。初夏に咲く花の密は良質のハチミツとなる。秋には直径1センチほどの実がなるが、食べることはできない。しかし、実の根本にある果柄を食べると梨のようなシャリっとした食感と甘みがあり、名前の由来となっている。近代になり木材需要の増加からケヤキなどの代用品として伐採されることが多く、絶滅が危惧される植物にリストアップされている。都内でもほとんど見ることができないが「戸越八幡神社」の境内には樹齢300年のケンポナシの老木が御神木として崇められており、品川区の天然記念物に指定されている。
「ケンポナシの根の置物」の本人評価額は100万円。そして、鑑定結果は150万円だった。専門家は樹齢は200年と推定。今後手に入るか分からない貴重な木でもあるため、資料館などに買って頂き、多くの人に見てもらえたらいいと説明。
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「第5回鉄道グッズ鑑定大会」が行われた。最初の依頼人は鉄道大好き芸人、ダーリンハニーの吉川。お宝は「国鉄185系電車のオルゴール」。国鉄185系電車は国鉄で製造された最後の特急型電車で昨年、惜しまれつつ運行を終了。吉川は鉄道仲間から誕生日プレゼントで貰ったという。本人評価額は3万円。そして鑑定結果は20万円だった。
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続いての依頼人は筋金入りの鉄道好き・丸尾英樹さん。模型鉄で、コレクションルームには約1900両が並んでいる。お宝は「ハンガリー国鉄 301形 蒸気機関車の模型」。1911年からハンガリーで製造され、客車を引いて活躍。十数年前に鉄道模型店で発見し8万6千円で購入。さらに塗装などの改造を施している。本人評価額は17万円。そして、鑑定結果は50万円だった。専門家はとても素人の出来ではない。円錐形カバーやテンダーが素晴らしいと絶賛。
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続いての依頼人は、渋谷の鉄道Bar「バー銀座 パノラマ 渋谷店」のマスターである榎本聖之さん。人気No.1メニューは山手線イメージカクテル「YAMANOTE」だという。そんな榎本さんが持ち込んだお宝は、国鉄103系電車の方向幕。20年ほど前にインターネットオークションで2万5千円で落札した。榎本さんは動かない状態で放置していたが、今回は番組スタッフが動くようにしたという。本人評価額は25万円だったが、鑑定額は6万円だった。方向幕が1万円、行先表示器が5万円と鑑定された。
続いての依頼人は、鉄道模型クラブに参加している村松幸壽さん。お宝は、国鉄ED17形電気機関車の模型。ED17形は、イギリス製車両を改造した電気機関車で、1972年まで使用された。20年ほど前、模型店の半額セールで10万円のところ5万円で購入したという。本人評価額は10万円だったが、鑑定額は18万円だった。ムサシノモデルの2003年製のものだという。
続いての依頼人は、蒸気機関車のナンバープレートを収集している新倉徹也さん。お宝は、国鉄D52形蒸気機関車335号機のナンバープレート。国鉄D52形蒸気機関車は1943年から製造された国鉄最大にして最強馬力の貨物用機関車。1968年に蒸気機関車が廃止された御殿場線での「さよなら運転」をした3台のうちの1台のもので、4年前にインターネットオークションで45万円で落札したものだという。本人評価額は80万円。
国鉄D52形蒸気機関車のナンバープレートの結果は150万円となった。
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- 国鉄D52形蒸気機関車日本国有鉄道
京都・祇園から。依頼主は「WINE BAR 玄」オーナー高山さん。18年前に開店。自慢はワインの品揃え。その数500本以上。オススメのワインはメナージュ・ア・トロワ シャルドネ 白ワイン。ワインに合わせた料理も高山さん自ら調理。この日、作ったのはローストビーフ。そして淡路島産の玉ねぎが入ったポテトサラダ。お宝は40年前に4500万円で購入した東山魁夷の絵。東山魁夷は心象風景を叙情豊かに描いた日本画家。1908年、横浜の生まれ。中学生時代に油絵に夢中になり洋画家を志すが厳格な父の助言により1926年に東京美術学校の日本画家に入学。在学中、帝展で2度の入選を果たすなど才能はずば抜けていた。1933年、ドイツへ留学し、ベルリン大学で美術史を学びながら、ヨーロッパの芸術や文化に触れ大いに刺激を受けた。1935年、帰国後、順風満帆に思われた画家人生だが過酷な試練が待っていた。母が病に倒れ、父が急逝した。そして太平洋戦争の最中、招集を受け熊本の部隊に配属される。そこで爆弾を抱え戦車へ突撃する訓練を受けた東山魁夷は絵の道を諦め死を覚悟したという。それでも終戦を迎えたが、母と弟が続けて病死。東山魁夷は悲しみと絶望の淵に突き落とされた。そんな失意の中、鹿野山に登った東山魁夷に天啓が訪れる。山頂から沈みゆく夕日を眺めていると自己も自然も共に無情の中で生きる一体のものであると実感するに至った。この経験を元に描いた残照は夕日に照らされた峰々を輪郭線を極力廃し、微妙にグラデーションを付けた色の面のみで表現されている。第3回 日展において特選に選ばれた。以降、東山魁夷は取り憑かれたように全国各地を旅し新しい風景画を模索する。そしてたどり着いたのが一本の道。戦後の日本画を代表する一枚と評価を得た。自然の中に身を置き風景と対話しながら何を省略し、何を残すかを熟考し明快な構図で書き上げられた東山魁夷の風景画は静謐で優麗であった。また親交のあった川端康成に勧められ古の都も描いている。詩情豊かな作品は多くの日本人の心を捉え東山魁夷は国民的画家となっていった。
今回鑑定するのは2代目ハンカチ王子こと、思文閣銀座店長・金子朋裕。4500万円で購入した東山魁夷の絵。本人評価額は「4500万円」。結果は「5000万円」だった。東山魁夷が自宅の庭を描いた作品だという。
お宝鑑定の依頼を募集している。宛先は106-8007 テレビ東京 開運!なんでも鑑定団係へ、住所や氏名などとともにお宝の写真・エピソードを添えて応募する。詳しくはテレビ東京 鑑定団で検索。
「開運!なんでも鑑定団」はTVer・U-NEXTでも配信される。
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