2026年5月10日放送 13:05 - 13:43 NHK総合

首都圏いちオシ!
よみがえる新日本紀行「都の西北〜東京・早稲田〜」

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(オープニング)
首都圏いちオシ!オープニング

よみがえる新日本紀行のオープニング映像。

よみがえる新日本紀行 昭和52年放送
都の西北~東京・早稲田~

今年も1万人を超える若者たちが早稲田の門をくぐった。今年の入学試験には15万人もの受験生が殺到した。新入生を迎えたキャンパスでは青春が繰り広げられている。大学とともに歩き続きてきた早稲田の街。街と大学が同居しているようなところ。早稲田の安部球場では早朝野球が始まっている。応援して盛りたててくれる街の人達に大学のグラウンドを貸し出している。大学が生まれて95年、これまでに30万人の若者たちが集まり散っていった。

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伝統的に演劇が盛んな早稲田大学には今も10以上の劇団がある。稽古場では毎日、稽古が行われている。昼のおふくろ食堂では常連の学生たちで賑わっている。早稲田の街は卒業してからも立ち寄ってみたくなる街だという。この街の匂いがたまらなく好きだという早稲田大学の名物教授に会った。様々な青春が通り過ぎていった早稲田の街。その一つ一つを優しく包み込む、温かさが残る街。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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冨田勲
よみがえる新日本紀行 いまを訪ねて
東京 早稲田

新日本紀行から46年、東京・早稲田を訪ねた。この春、キャンパスや学生街には3年ぶりにコロナ禍以前に近い学生生活が戻ってきた。サークル活動も再び熱を帯びている。早稲田伝統の演劇。現在、20超の劇団が切磋琢磨している。5月の公演に向けて稽古が始まった。演目はオリジナルのファンタジー。架空の島々が舞台の冒険物語。作・演出は2年生の小林創さん。初めての作品。書き上がった台本はまだ3分の1ほど。稽古の中で意見を出し合い舞台を作り上げていくのが今の学生劇団ならではの手法。大学周辺の学生街は現代的な若者の街に装いを変えている。学生に愛されてきた創業60年の食堂。店の造りもラーメンも昔のまま。早稲田の卒業生も通う。二代目店主・小林一浩さん。コロナ禍の間もおなじみさんに支えられ自慢の味をまもることができた。昭和の風情と値段の安さに今の学生たちも惹かれている。

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早稲田演劇の拠点だった喫茶店の2階の芝居小屋。大学が建てた劇場に姿を変えていた。毎月のように学生劇団による公演が行われている。学生スタッフの関口真生さん。劇場の企画や運営に加わりながら舞台と観客の距離感を模索している。「何でもかんでも歴史って言ってそのまま残すんじゃなくて変えていくところは変えるっていう努力と覚悟も必要」と話した。映像文化論を研究する長谷正人さんは映画やテレビに詳しい人気の教授。学生として過ごした40年前から街の移り変わりを見てきた。「留学生と女子学生が増えて明るく華やかになった。昔の方が汚くてバンカラみたいなものが文化として残っていた。でもバンカラが全部よかったのかって言うと古臭い日本みたいな面倒くささもあったので変化したってことは全然悪いことじゃなくて健康的なことだなと思います。今は僕らの頃より大人びてるっていうか、ある種、人間としての完成度は高い。学生たちは世の中の価値観とかにとらわれず、コレすごいぞっていうものに出会ってちゃんとショックを受けてどうしようって考えて自分が変化していくっていうことを大事にしてほしいなと思います」と話した。夜の学生街に弾んだ声が帰ってきた。夢を語り合う劇団員たち。

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