- 出演者
- 平井信行 庭木櫻子
オープニング映像。
あさって日曜日は関東甲信の山沿いを中心に大雪となり東京23区などの平地でも雪が積もるおそれがある。都内の中高一貫の私立中学校では教員や生徒が入学試験の会場設営にあたっていた。あさっての雪の予報を受けて校門の前には雪をとかす効果がある塩化カルシウムやシャベルを用意した。本州の南岸を低気圧が通過する南岸低気圧の影響であさって日曜日は関東甲信の山沿いを中心に大雪となり東京23区などの平地でも雪が積もるおそれがある。あさって夕方までの24時間に降る雪の量は多いところで甲信で10センチ、箱根から多摩地方、秩父地方にかけてで7センチ、東京23区など関東南部の平地で3センチ、関東北部の平地で1センチと予想されている。その後、来月3日夕方までの24時間には甲信で10センチ、箱根から多摩地方、秩父地方にかけてで7センチ、関東北部の山沿いで5センチ、関東北部の平地と東京23区など関東南部の平地で3センチの雪が降る見込み。
地下鉄の東京メトロは去年10月、東京証券取引所に上場し、国と東京都それぞれが保有する株式のうち計50%が売り出された。株式の売却収入のうち国の保有分は東日本大震災の復興財源に充てられることになっていたが、都の保有分はどのように使うか決まっていなかった。都は検討の結果、東京メトロの有楽町線や南北線の延伸など鉄道ネットワークの強化に使う基金と災害対策として、都が進める都市強じん化プロジェクトに使う基金に積み立てることになった。都によると都の株式の売却収入は1624億円で、半分の812億円ずつ積み立てる。都は「都民の共有財産である東京メトロの株式の売却収入なので、まずは同じ鉄道ネットワークの強化に使うこととした。都市強じん化のプロジェクトは今後17兆円がかかる見込みで、需要を見通して計画的に使っていきたい」としている。
東京・荒川区では首都直下地震や区内を流れる隅田川が氾濫した際に被害が広域に及ぶと想定されていて、すべての公立中学校の部活動に防災部が設けられている。東京大学は生徒たちに災害を自分事として考えてもらおうと、去年秋に各校の防災部と共同で生徒およそ800人に自分たちで考えた災害の備えに関するアンケート調査を行いきょう報告会が開かれた。それによると家族との連絡に使う手段を複数回答で尋ねたところ、LINEでの通話やメッセージがいずれも8割前後に達した。情報を入手するための機器の使用頻度について尋ねたところ、テレビは7割余りがほぼ毎日使っていると答えた一方、ラジオは半数余りが家にあったことがないなどと回答。このあと生徒たちが災害時の対応について検討した結果を報告。南千住第二中学校は「事前に家族などと避難場所を確認し集合場所を決めたほうがよい」などと呼びかけていた。
首都直下地震などで大規模な断水が起きた際、速やかな支援につなげようと、大量の水を貯蔵することができる海上保安部の巡視船を使った給水訓練が横浜市中区で行われた。約500トンの水を積んだ横浜海上保安部の巡視船「いず」が停泊し、ホースをつないで貯蔵されている水を給水車に移し替えていた。現場には船から引かれたホースと接続された臨時の蛇口のついた給水設備も設けられた。この巡視船は能登半島地震で石川・七尾市に派遣され実際に給水支援をした。
気象情報を伝えた。