- 出演者
- 井上裕貴 牛田茉友
オープニングの挨拶。
あすから23日にかけて東日本でも日本海側を中心に大雪となる見込み。江東区の自動車用品店では、作業スペースをフル稼働して冬用タイヤの交換作業に追われていた。国土交通省と気象庁は大雪の場合は不要不急の外出を控えるとともに、運転する場合は冬用タイヤ・チェーンの装着を徹底するよう呼びかけている。
現在どれくらい冬用タイヤを装着しているかの結果がまとまった。東日本高速道路関東支社が今月中旬、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県の高速道路上の6か所で4400台余を調べた結果、装着率は62.3%で、去年の同じ時期と比べて1.9%減少した。調査では降雪地域として栃木県、群馬県、長野県の3か所、首都圏の普段雪の少ない地域として埼玉県、茨城県の3か所選んでおり、地域別の結果も公表している。装着率は降雪地域では74.3%だったのに対し普段雪の少ない地域では50.2%だった。東日本高速道路関東支社は「首都圏が晴れていても目的地付近や道中で雪が降っている状況は珍しくない」としたうえで、降雪が予測されている地域にて高速道路を利用する場合は冬用タイヤの装着、タイヤチェーンの携行を呼びかけている。
栃木・壬生町ではいちご農家が収穫作業に追われている。栃木県のオリジナル品種「とちあいか」は甘みが強くて実が大きく病気にも強いのが特徴。記録的な猛暑が続いたことしの夏は各地で野菜の生育に影響が出たが、とちあいかは厳しい暑さのほとんど受けずに生育した。温暖化にも適応できる品種と言えるという。とちあいかはとちおとめに比べて高温でも花芽ができる特性があるほか、生育のスピードも速い特徴がある。秋口の気温が下がらない中でも、いちはやく花芽をつけることができ順調に生育が進んだ。栃木県は農家向けのセミナーを開くなどしてとちあいかへの切り替えを進めている。