現在どれくらい冬用タイヤを装着しているかの結果がまとまった。東日本高速道路関東支社が今月中旬、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県の高速道路上の6か所で4400台余を調べた結果、装着率は62.3%で、去年の同じ時期と比べて1.9%減少した。調査では降雪地域として栃木県、群馬県、長野県の3か所、首都圏の普段雪の少ない地域として埼玉県、茨城県の3か所選んでおり、地域別の結果も公表している。装着率は降雪地域では74.3%だったのに対し普段雪の少ない地域では50.2%だった。東日本高速道路関東支社は「首都圏が晴れていても目的地付近や道中で雪が降っている状況は珍しくない」としたうえで、降雪が予測されている地域にて高速道路を利用する場合は冬用タイヤの装着、タイヤチェーンの携行を呼びかけている。