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全国大会出場をかけて行われた地区大会の模様を伝える。高等専門学校の学生たちがロボコン史上最高難易度のミッションに挑戦。関東甲信越地区大会、アイテムを持って返ってくるというミッション。あちこちでロボットがクラッシュ。今年の高専ロボコンはなにが起きるのか。
9月22日、千葉ポートアリーナで行われた。たくさんの観客が訪れた。高専ロボコン 関東甲信越地区大会がはじまる。参加するのは、20チーム。優勝すると全国大会出場となる。予選ラウンドはA~Eグループ。エリアの中のボールを確保し持ち帰るミッション。着地、回収、帰還のポイントがある。高い点数をとったチームの勝利。2分30秒でタイムアップする。
サレジオ高専A SPACE S×茨城高専Bごじゃっぺサーカスが対戦。茨城高専Bが勝利した。着地の点数のみで試合終了。どちらもその先のミッションにはすすめず。
長岡高専B×産技高専品川B。着地の難しさが浮き彫りになった。長岡高専は着地の衝撃でロボットのパーツが外れた。産技高専品川Bは着地が認められず。長岡高専の勝利となった。
長岡高専Aは着地に苦戦。発射実験では試行錯誤。クラッシュしてしまった。本番でも着地のダメージは大きかった。東京高専Aはダメージを工夫した。軽量化をはかった。しかし、大クラッシュ。耐久性に頭を悩ませた。本番でもクラッシュ。
木更津高専Aチームの帰還ロボはペンギンを模していて、吸盤でボックスを吸い付けて高速でスロープに突入してエリアを飛び越える。機体には軽量なプラスチックダンボールを使用し、高速性や着地時のダメージを少なくすることに成功した。本番では着地から得点に成功し、ボックスを抱えたまま帰還に成功して勝利した。
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長野高専Aチームのロボットは着地時にどの面で地面に接触しても衝撃が軽減できる球体型で、ボディはザル2つを組み合わせている。移動はザル壁面に固定した板にギアを取り付け、モーターを駆動させることでザルが回転して行う。またボックスは2つのザルが分離して挟み込み、モータでワイヤーを巻き取って連結する過程で球体の中に取り込んで運搬する。本番では着地時に10点を獲得したもののボックスの回収に手間取り予選敗退となった。
小山高専Aチームが登場した。小山高専Aはボールを回収した。ボールをロボ1が回収すると10点となる。小山高専Aが勝利した。ロボットには園芸用のポールを使用していた。
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橋かけ帰還型のロボットたちを紹介した。ロボットで橋をかけて帰還を目指す。産技高専荒川Bはホイールと枠を組み合わせ、群馬高専Aはマジックハンドのような橋の展開、産技高専品川Aはこだわりの関節、木更津高専Bは軽くて重みに強い。木更津高専Bはなかなか橋を飛ばせない。
めずらしい方法で帰還に挑戦するチームがいる。小山高専Bだ。去年全国ベスト4。自力でのジャンプで帰還するという。ゴムを労力に使う。試合の相手は木更津高専A。
木更津Aと小山Bの試合は小山Bが勝利。小山Bの次の対戦相手は産技高専荒川A。産技高専荒川Aは予選1試合目で長野高専Bに勝利している。小山Bと荒川Aの試合は荒川Aが勝利。
長野高専B、サレジオ高専、産技高専品川Bのロボットを紹介した。
準々決勝の試合の様子。茨城高専B 40-10 東京高専。
決勝トーナメント準決勝に進出したのは茨城Aなど4チーム。予選1位の茨城高専Aは2試合連続で100点着地を決めてみせた。
茨城高専Bは、機関部分は3匹のおさる。アームでボックスを抱え別のロボットに飛ばしてもらって帰還する。最大の特徴は性格な着地。その秘密は、ツノと呼んでいる曲げたアルミ。クッションと滑り止めが貼ってある。発射するロボットはボタン1つで最適な位置まで自動で移動。重心を工夫し、ツノから着地させることではねにくくなり正確に100点が狙える。5年ぶりの全国を目指す。
茨城高専Aと茨城高専Bの試合。茨城Aは着地前にロボットが分離して得点できず、着地を成功させて40点を獲得した茨城高専Bが勝利した。
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小山高専Aと産技高専荒川Aの試合は小山高専Aが勝利。
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高専ロボコン決勝トーナメント茨城高専Bと小山高専A。小山高専はロボットの状態はそこまで「よくなく、いままで40分ほどメンテナンスをしていたが決勝までにメンテナンスをする時間がそんなに残っていないと話す。結果10-50で小山Aが優勝。
審査員による全国大会推薦チーム発表。選ばれたのは産技高専荒川A、茨城高専A、木更津高専A。
エンディング映像。