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オープニング映像。今回は病院などを対象としたプラネタリウムや星空観察を手掛ける団体を紹介する。
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- 星つむぎの村
「星つむぎの村」の拠点は山梨県北杜市にある。代表の高橋さんは博物館でプラネタリウムを担当し、後に退職し同僚の跡部さんと星つむぎの村を立ち上げた。ある日、星つむぎの村に訪れた女の子。古川結莉奈さんは先天性ミオパチーという全身の筋肉が緩やかに低下していく難病で、普段は外出も難しいという。彼女が星つむぎの村と出会ったのは4年前。その時にはリモートで星空を観察した。その後は交流会にも参加し、この日は本物の星空を眺めるという。星空の中からアークトゥルスという星を発見した結莉奈さんは、それをテーマに詩を書いた。星つむぎの村の活動の原点となったのは山梨県立科学館で行ったワークショップ。星空がお互いの気持ちを開くのだと感じ、星つむぎの村を開設、これまで19万人が星空を見上げた。この日訪れた安藤さん一家、3年前に娘さんを病で亡くしたのだという。娘さんは入院中に体験したプラネタリウムから星つむぎの村に参加するようになった。娘さんはいつかこの場所で星空を見上げたいと考えていたという。3年に及んだ娘さんの闘病生活で、安藤さん一家の生活は大きく変わった。家族で過ごす時間がどんどん少なくなったこと、中学受験と重なり息子の正輝さんはやり場のない怒りを感じたという。娘さんが亡くなって1年後、妻の晃子さんは娘さんのことについて話してほしいと依頼された。11月のある日、正輝さんは星空をガイドするための講習に参加していた。実はこの5日前、母の晃子さんに腫瘍が見つかったという。
検査結果、晃子さんの腫瘍は良性だとわかったという。星空をガイドする講習を受けた正輝さんは、星つむぎの村の村でガイドを務めた。妹さんが亡くなって3年、それぞれが穏やかになり家族が結びついていると語る晃子さん。正輝さんはガイドとして本格的にデビューする。また結莉奈さんは星空を映しながらのピアノ演奏を目標として掲げた。
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- 岐阜県立森林文化アカデミー星つむぎの村
「Dearにっぽん」の次回予告。