- 出演者
- -
オープニング映像。
Dearにっぽん能登半島の最果てと呼ばれる石川県珠洲市を紹介。2ヵ月ぶりに水が出た2024年2月馬場千遥さんは20人が暮らす狼煙地区の避難所にいた。奈良県出身で5年前に珠洲にきた移住者で住民の8割が避難するなか町に残り毎日共有できる連絡網を作った。2月下旬に住人の一部が町に帰った。馬場さんは学生時代から地域を支援する活動に取り組み27歳で地域おこし協力隊として珠洲市にきて2年前からは新しい職場で働いている。これまで18人の移住を実現したが地震の影響で8人が離れた。鳥丸さんは実家の横浜に避難していたが珠洲に戻った。農業大学卒業後に2年前に居住、農作業やお祭りに参加し馴染んでいた矢先に地震に見舞われた。炊き出しなどの手伝いもできる避難した自分が申し訳なく思うといい馬場さんから連絡をもらいありがたさを感じたという。
馬場さんは移住した人に2つ以上の職場を紹介、鳥丸さんには週2回の道の駅の仕事と乳牛の牧場仕事を紹介、安定した収入を得るためのマルチワークという仕組みだという。7月には復興ののろしをあげるイベントを開催、馬場さんは夏までに3人の移住者を呼び込んだ。9月に能登を襲った奥能登豪雨では珠洲では500棟をこえる住宅に被害が出た。馬場さんは豪雨から2日後、移住者の安否と被害の確認に追われていた。鳥丸さんは自宅での待機を余儀なくされ、地震の時のように移住者が離れていく不安が出ていた。
- キーワード
- 令和6年 奥能登豪雨牛珠洲(石川)
豪雨から9日後牧場では復旧作業が開始、鳥丸さんも戻ってきた。2024年10月には豪雨のあと初めての移住者大槻花奈子さんが入社、馬場さんは地震と豪雨に見舞われた1年で4人を珠洲に呼び込んだ。豪雨のあとから馬場さんは休みの日も連れだして移住者と住人を繋いでいる。馬場さんは「この人がいたからこれができるようになったとか、新しく生まれたみたいなことが起こりやすいところだと思う。みんなそれぞれ自信とやりがいを持って暮らしていってくれればというのが思い」だと話した。
Dearにっぽんの番組宣伝。