2026年7月19日放送 8:32 - 8:57 NHK総合

Dearにっぽん
「もう一度、生きなおす 〜福井 えん罪被害者の1年〜」

出演者
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(オープニング)
もう一度、生きなおす 〜福井 えん罪被害者の1年〜

去年5月、男性は1人還暦の誕生日を迎えた。40年前福井市で起きた中学生殺害事件、前川さんはその容疑者として逮捕された。去年7月、やり直しの裁判で無罪が確定し60歳にして新たな人生を歩み始めた。しかし長年殺人犯として見られてきた影響は今も重くのしかかっている。前川さんの1年を追った。

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福井市(福井)
オープニング

オープニング映像。

(Dearにっぽん)
もう一度、生きなおす 〜福井 えん罪被害者の1年〜

去年前川さんは事件の起きた福井市で新たな生活を始めた。通っていたのは就労支援施設、障害があり企業などに勤めることが難しい人たちが働いている。100円ショップの商品の検品や袋詰めを行う作業、国の制度に基づきこの施設では時給250円が支払われる。事件の後精神障害の1級と認定され、長く決まった仕事につけなかったがここでは週4日働いている。仕事だけでなく食事の準備も率先して手伝う。母親はすでに他界し、父親は介護施設に入っていて頼れる親族はいないという。仕事の収入と障害年金合わせて月10万円ほどで暮らしている。

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福井市(福井)

去年12月、日課にしているのが教会に通うこと。この日はクリスマスパーティーに参加した。友人からもらったのは40年ぶりのクリスマスプレゼント、人とのつながりも少しずつ増えていた。しかしそれから4か月、前川さんの生活は大きく変わっていた。この日会ったのは就労支援施設の理事長・木津さん、8年あまり前川さんの生活をサポートしてきた。実はこの時、施設に通わなくなっていた前川さんは自分の思いを伝えにきたという。国の制度に基づくと待遇改善は簡単ではないと説明する木津さん、前川さんの表情は次第に険しくなっていった。自分を受け入れてもらえないと感じた時感情のコントロールが難しくなることがある。前川さんは話し合いのあと施設をやめると伝えた。

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福井市(福井)

1986年に福井市で起きた中学生殺害事件、前川さんは身に覚えのない殺人の容疑で逮捕され、懲役7年の有罪判決を受けた。服役を終え社会に出たあとも前川さんは自身の潔白を訴え続けた。しかし40年近く無罪を勝ち取ることはできず、その間ずっと殺人犯として見られてきた。えん罪を晴らした前川さんは自分の主張を訴える活動に力を入れるようになった。何が正しく何が間違っているのか、徐々に自分の考えを貫くことに強くこだわるようになっていった。

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渋谷(東京)福井市(福井)

この日前川さんは高校時代の同級生・足田さんと話をしていた。足田さんは福井市内で福祉施設を経営しているという。年に数回は連絡を取るなど前川さんのことをずっと気にかけてきた。数日後足田さんと前川さんは1年半ぶりに食事に行った。足田さんは前川さんが仕事を辞めた経緯を施設の職員から聞いていた。ふたりは4時間以上話し続けた。

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福井市(福井)

5月、前川さんが向かったのは意見が対立したあと一度も会っていなかった木津さんの元だった。6月、新たな仕事を探し始めた。教会にも再び通うようになった。

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福井市(福井)
(エンディング)
次回予告

次回の「Dearにっぽん」の番組宣伝。

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