- 出演者
- 竹内友佳 安宅晃樹
オープニング映像。
来年度の税制改正に向け、自民・公明両党は今日から本格的な議論を始める。103万円の壁引き上げに向けた制度設計が大きな焦点で、富裕層の減税を制限する案などを含めて検討される。これまでの議論では年収の壁を引き上げた場合、高所得者ほど恩恵が大きいとの指摘があり、非課税枠が適用されない富裕層を増やすなど案も含めて検討される見通し。詳細な制度設計が必要となり、調整が難航する可能性がある。自民・公明両党としては国民民主党との間で調整を進め税制面でも一致点を見出したい考え。
一方、全国知事会も午後会合を開き地方の税収が減ることに、懸念の声が相次ぐ見通し。国民民主党の主張通り非課税枠を引き上げると税収で年間7兆〜8兆円減り、うち住民税は4兆円減る。神奈川県・黒岩知事は「神奈川県で1000億円の減収、大変大きなこと」、新潟県・花角知事は「とてもそれ（税収の減少）は現実的にのみ込めるものではない」と述べた。こうした中、検討対象となるのが「住民税」分離案。住民税を減税から除外すると年収400万円世帯で減税額7.5万円少なくなるとの試算も出ている。きょう午後全国知事会での意見も踏まえ、具体的検討が本格化する。
韓国大統領府のシン・ウォンシク国家安保室長はきのう出演したテレビ番組で、北朝鮮の軍事偵察衛星の発射について差し迫った兆候はないとしつつも、準備は最終段階だとして年内にも打ち上げる可能性が高いとの見方を示した。北朝鮮の金正恩総書記はことし中に3基の偵察衛星を打ち上げる方針を示しているが、ことし5月に失敗して以降新たな打ち上げはなかった。シン国家安保室長は北朝鮮が打ち上げ失敗後、およそ半年間でエンジンの燃焼実験を繰り返していたと分析していて、ロシアから導入した新たなロケット推進システムの改良に時間がかかっているとの見方を示している。
林官房長官は「北朝鮮は本年に偵察衛星3機を追加で打ち上げる旨発表しており、今後衛星打ち上げを目的とした発射を強行する可能性はあるものというふうに考えている」と述べ、韓国側の見方について、「個々の具体的な情報の内容について答えることは差し控える」としたうえで、「政府として引き続き警戒監視に全力を挙げる」と述べた。
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大相撲九州場所で初優勝を果たした大関・琴櫻が一夜明け、改めて思いを語った。琴櫻関は千秋楽でともに1敗で並んでいた大関・豊昇龍を下し初優勝。来年1月の初場所は祖父の先代、琴櫻関と同じ横綱の地位をかけた綱取り場所となる。先代にはどう報告との質問に琴櫻は「喜んでいるかは分からないが、厳しい言葉をかけられる可能性もある。この世界に入った以上、先代に追いつくことが目標でしたし、早く追いつきたい気持ちでやっていく」と話した。今場所優勝に準じる成績を上げた大関・豊昇龍も来場所、横綱昇進の可能性があり、琴櫻関との同時昇進となれば55年ぶりとなる。
イラン外務省の報道官は24日、イランが英国、フランス、ドイツとの外務次官級の協議を今月29日に開催すると発表した。イランの核開発問題のほか、パレスチナ、レバノンなど中東情勢についても話し合われるとしている。イラン核合意はイランが核開発を制限する見返りに、欧米が経済制裁を解除するもので、2018年に米国が離脱して以降、機能不全に陥っている。イランに強硬姿勢を示す米国のトランプ次期政権が来年1月に発足するのを前に、イラン側が欧米との対話を探る動きと見られるが協議が進展するかは不透明。
東京スカイツリーからの映像を背景に、関東の天気予報を伝えた。
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東京・多摩市の上之根大通りでは、紅葉が見頃を迎えている。地元では、紅葉ロードと呼ばれている。ことしは、季節外れの暖かさが続いた影響で、東京の見頃は例年より遅くなっている。最近の冷え込みで色づきが進んでいる。明治神宮外苑などでは、今月下旬から来月中旬、芝公園では、来月中旬から1月上旬まで紅葉が楽しめるという。今週土曜から来月9日まで、皇居の乾通りで秋の一般公開が始まる。入場は午前9時から午後3時まで。