- 出演者
- 福田正博 勝村政信 池谷実悠 長沢伸也
オープニング映像。
今日のラインナップを紹介。スポーツビジネスのラグジュアリー戦略について考える。
今夜のブレインは早稲田大学ビジネススクールの長沢伸也。ラグジュアリーブランディング研究の専門家で、高くても熱烈なファンがいる製品やブランドがラグジュアリーだと定義した。サッカーではスタジアムで生観戦したくなる試合をどう作るか。サポーターであることが特別だと感じるチーム作りが大事だという。
スポーツチームに魅力的な付加価値を作り上げるには?長沢伸也はいわきFCの筋肉へのこだわりがラグジュアリー戦略になっていると話した。福田正博はマッチョは戦略に基づいていて、ブランディングに成功していると話した。マッチョで観客を巻き込むことが大事だという。
ラグジュアリー戦略のヒント、2つ目はカブト。大谷翔平がHRを打った時の兜パフォーマンスこそ、エンゼルスが作り上げた付加価値の成功例だという。兜がエンゼルスの代名詞になり、ファンは兜をかぶって喜びを共有したくなる。ガズダンスやペッパーミルパフォーマンスもラグジュアリーの例だという。
福田正博は非日常・仲間意識や繋がりが味わえるスタジアムの雰囲気もサッカーの魅力だと話した。横浜F・マリノスは2013年から選手入場前に「民衆の歌」を使用。スタジアムだからこそ感じられる特別な体験となっている。
3つ目のヒントは大河ドラマ。ヴァンフォーレ甲府のチーム名はヴァンが“風”、フォーレが“林”を意味している。エンブレムやユニフォームには武田家の家紋・武田菱をイメージしている。サンフレッチェは日本語の“三”とイタリア語の“矢”を意味し、毛利元就の逸話から付けられている。清水エスパルスはホームタウンが舞台の「ちびまる子ちゃん」とコラボしている。
青森ねぶた祭には100万円VIPシート。祇園祭 山鉾巡行には40万円のプレミアム観戦席が登場した。長沢伸也は「マスコミに取り上げられやすい演出を考えることが大事」と説明。国立競技場最多入場者数を記録したバイエルン・ミュンヘンとマンチェスター・シティの試合。1320万円のVIPチケットは前日練習をピッチサイドで観戦でき、試合中の飲食サービスやサイン入りユニフォームなどの特典がつく。
長沢伸也は「チームを作ってくれてありがとう、これからもこだわり抜いてね。という気持ちで考えられるようになれば最高だと思う」と話す。
「世界卓球 団体戦」の告知。
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明治安田生命 J1 LEAGUE 第31節の対戦日程を伝えた。
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「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」の番組宣伝。