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2026年2月11日、東京ドーム。この日新たな伝説が生まれた。お笑い芸人・渡辺直美がピン芸人として史上初の東京ドーム単独ライブのステージに立った。45000人を笑顔の渦に巻き込んだ。これまでの20年、渡辺直美は自らの道を切り開き、さまざまなことにチャレンジしてきた。常にポジティブな投稿が話題を集めInstagramのフォロワーは1000万人を超えている。今、ニューヨークを拠点に世界で活躍し続けている。東京ドームライブまでの8ヶ月に密着。
去年6月、東京。この日行われたコントライブの終演後、直美はSNSである発表を行った。ピン芸人史上初の東京ドーム単独ライブ。発表したのは場所と日付のみ。発表から3日後、共にライブを作り上げるスタッフとのミーティング。企画・演出・構成・脚本を渡辺直美が担当し、自身の芸歴20年を余すことなく表現したいと考えていた。
ライブのテーマは渡辺直美の人生。その後NYでもミーティングを重ねる。そして1ヶ月半後、構成会議。直美は演出イメージも含めた構成内容を具体的に考えてきていた。ライブを構成するのは直美の代名詞でもあるビヨンセやガガのパフォーマンスなど、直美の人生そのものを表現する内容になっていた。
ライブ構成でも特に時間をかけたのが自ら執筆した芸人人生を描くミュージカル。これまでの20年、直美の転機には芸人仲間との大切な出会いがあった。最初に登場するのは同期のジャングルポケット。18歳で上京した直美がお笑い養成所で出会った同期の二人。直美がデビューしたのは2007年。ビヨンセのモノマネで一躍脚光を浴びる。ビヨンセの音が誕生したのはとあるオーディション。ミュージカルではジャンポケが目撃したその瞬間を再現する。ビヨンセでデビューしたあと、お昼の帯番組のレギュラーに抜擢されるなど順調なスタートを切った直美。
さらに、元々夢だったコント番組「ピカルの定理」の出演も決まる。渡辺直美は、毎月東京ワン・ダースというコントユニットをやっていたが、ピカルに23くらいで入ったと話す。ミュージカルでは13年ぶりに思い出深いメンバーが集結する。この日、そのメンバーでのリハーサルが行われていた。それぞれの芸人に当時の人気キャラクターになってもらうことにした。 当時、最後のレギュラーメンバーとして千鳥が合流したシーンも描かれる。直美にとってピカルの定理は今でも繋がる仲間たちとの出会い。そして自分のやりたい笑いを実現できた大切な場所だった。しかし2013年に番組は終了。直美に転機が訪れる。
直美は新たな道を切り開くため、2014年ニューヨークへ留学を決意。帰国後、着実に芸人としての地位も確立していった直美。しかし、かすかに燻っていた世界へという気持ち。その気持を後押ししてくれたのが千鳥・大悟。これを機にニューヨークへの移住を決心する。渡辺直美は大悟について、愛もあって優しくて才能もある先輩を巡り会えて本当に幸せものだと思ったし、それも伝えたいと話す。ミュージカルのクライマックスは大悟に背中を押されニューヨークへと旅立つシーン。
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- ニューヨーク(アメリカ)大悟
直美の芸人人生は多くの仲間たちと歩んだ20年だった。お笑い養成所の1期上の先輩、チョコレートプラネット・シソンヌ・パンサー向井慧、コントをやることを応援し続けてくれた先輩・友近など。歌詞にはその思いが溢れていた。
人を楽しませたい、直美のその思いはどこから生まれたのか。ニューヨークを拠点に活動する今、スタンダップコメディでもその思いは語られている。一人じゃない繋がれる、どこにいてもつながれる生配信を直美はとても大切にしている。今や直美にとって欠かせないファンとの交流。東京ドームでも普段から生配信でやっているダイレクトなコミュニケーションを演出に取り入れた。東京ドームでのライブ、楽しませるためのこだわりは音楽にも。ミュージカルのワンシーン、終わり方をバンドメンバーと相談する。
芸人・渡辺直美の真骨頂でもあるダンス。そこにも渡辺直美ならでは笑いの美学があった。ドームのオープニングは直美の代名詞・ビヨンセのモノマネパフォーマンス。直美にしかできない、笑いとエンターテイメントの掛け算で、一つ一つのステージが作り上げられていった。
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また、衣装にもこだわりが。芸人として、ファッションのプロとして意見を反映していく。2014年オリジナルアパレルブランドを立ち上げ。世界有数のブランドからパリコレに招待された直美。楽しみ、楽しんでもらうこと。そのもいが揺らぐことはない。
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- パリ・コレクション
東京ドームのリハーサルもいよいよ大詰め。直美は1日10時間以上、舞台で踊り、演じ、ライブを仕上げていく。準備期間約1年。ステージが近づいていた。
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そして迎えた当日、45000人が待つ東京ドームの舞台へ。開園5時間前、直美が東京ドームに到着した。ピースの又吉直樹は、1人で東京ドームで出来る芸人っていないと思うのでといい、平成ノブシコブシの吉村崇は、ゲストもいっぱいいるんですけど名前出してないですからねと語る。千鳥の大悟は、直美がやってくれないとこんな舞台に芸人が立つこともないでしょうからいい思い出に、などとコメントしていた。開演30分前。渡辺直美は緊張するけど楽しみと語る。自分を信じてたどり着いた東京ドームのステージ。直美の20年を詰め込んだステージの幕が上がる。
渡辺直美の東京ドームライブ。オープニングは、振り付けをこだわり抜いたビヨンセのモノマネパフォーマンス。
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渡辺直美の東京ドームライブ。生い立ちを語る漫談では、芸人を目指すきっかけを語った。
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- 東京ドーム
渡辺直美の東京ドームライブ。芸人人生20年を描いたミュージカルを披露した。夢を掴んだ番組・ピカルの定理では深い絆で繋がった芸人仲間との出会いが描かれる。ミュージカルのクライマックスは直美がニューヨークへ飛び立つ時。大悟が送り出してくれた大切な瞬間が描かれる。
渡辺直美の東京ドームライブの最後はレディー・ガガのステージ。芸人、渡辺直美が自分を信じて歩んだ20年。渡辺直美は、楽しいを共有したいってほうがこの20年間はずっと強かったかもしれないですね、と話す。
