- 出演者
- 大浜平太郎 原田亮介 林修 角谷暁子 小倉優子 ふかわりょう 大友花恋
オープニング映像が流れた。
今回は100円商品の価格解体。2万点の商品を扱うセリア。店内の商品の多くに山田化学の文字が。山田化学の工場へ。プラスチック製品の企画・製造を行う会社でほとんどが100均向け。100均商品の素材となるのが粒上のプラスチック原料。3種類に絞り大量購入している。そのうち使用するため3種類を思い切って大量購入している。あとはどれだけ量を切り詰めるか。100円商品の金型は1つ300万円。100円商品の13%にあたり金型は使いまわしできず商品ごとに作らないといけない。金型倉庫にはたくさん並んでいる。
「100均商品の14%の費用は?」と出題。それは運動費。1.5度の違いで運動効率が1.5倍となる。物流の2024年問題でドライバーの残業上限が年960時間に、物流の停滞や費用上昇も問題に。トラック運賃は今年8月に13%上昇している。山田化学では原材料費をなるべく使わないことで儲けを増やそうとしている。その考えのもとで作ったのが小さな商品。
小さくても売れるミニチュア。売上の1割ぐらいに成長した。社長がプラスチックの加工技術を活かせると思い商品化。去年は40種類の商品を発売。原材料費が少なくなる分、クオリティーを追求している。
日本人は小さく程度の高いものを作るのが得意。ダイソーは海外25の国と地域に約1000店舗。
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続いては500円均一。やってきたのはビックカメラ。売られていたのは医薬品。500円均一ブランド「5COINS PHARMA」は業界初の統一価格。開発したのは日本調剤。売上高は3403億円で業界2位。24品目を展開。開発した理由はセリフメディケーションの推進。軽度な体の不調は自身でケアすること。
セルフメディケーションの税制で対象医薬品を年に1200円以上購入すると確定申告で所得控除となる。研究開発費を削っている。長期間かかり数百億円必要な場合も。特許切れの薬を商品化し研究開発費をカットしている。広告費を削っている。コマーシャルをやめ広告費をカットしている。
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- 5COINS PHARMA日本調剤
1960年創業の万協製薬。工場で作っているのは軟膏。約200種類の軟膏や塗り薬を作っていて年間4000万個を製造している。5COINS PHARMAの商品も50品目製造しているが当初は参加していなかった。箱を揃え元あった製造ラインを活用しコストカットに成功した。最後の1つはパッケージ費。既存の箱・容器を活用し、統一デザインにすることでパッケージ費を削減している。さらに説明の紙が中になくパッケージに記載し削減につなげている。
最後は0円。竹采祥一さんはamazonで生活に役立つ雑貨を販売している。商品には全て値段がついている。0円で販売しているものは物販ではない。
三好市に建つ0円物件。建物は約18坪。祖父の家を20年前に相続。築68年だがクリーニング済み。清流沿いに建っている。竹采さんは年4回、レンタカーを利用し移動している。空き家を訪れる理由は草刈り・大量の残留物。固定資産税もばかりにならない。20年間の経費の総額は446万円。近年増加する空き家問題。全国に約900万戸の空き家があり8軒に1軒が空き家。危機感を覚え去年から行動を起こすも難航している。家いちばとは会員登録費無料の不動産マッチングサービス。登録物件は約1000軒。価格が安い物件は毛嫌いされる傾向にあるが家いちばで0円物件の場合、売主・買主それぞれが9万9000円を負担し0円物件の取り扱いを可能にしている。
0円物件を購入したい人が現れた。
竹采さんの0円物件に購入希望者が現れた。さっそく家の中へ。吉野川は国内屈指の急流としられラフティングが盛ん。近くに暮らす西坂さんは2棟の空き家をリノベーションし運用する空き家活用の達人。早速内見を行った。
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0円物件は無事売れた。林修は「なんでこの価格なんだろうと思った裏には実現するための努力・物語がある」などと語った。